Tower Of Power Discography [Artist STUV]
Tower Of Power
タワー・オブ・パワー(略称TOP)は、アメリカ・カリフォルニア州オークランドで結成された白人黒人混成のファンク、R&Bバンド。バリトンサックスをフィーチャーした重厚なホーンセクションが大きな特徴。エミリオ・カスティーヨ(ts)を中心にスティーヴ・クプカ(bs)、グレッグ・アダムスtp)、フランシス・プレスティア(b)、デヴィッド・ガルバルディ(ds)などのメンバーで構成。 スタジオ・ミュージシャンとしても、リトル・フィートやヒューイ・ルイス&ザ・ニュースなどのバックをつとめてきた。
Tower Of Power & Santana - What Is Hip?
1968年、米国カリフォルニア州オークランドで結成された9人編成のブラス・ロック-ファンク・バンド。4人の管楽器と5人のリズム・セクションで構成。結成当初はモータウンズの名前で活動し、その後、拠点をサンフランシスコに移す。1970年、ジミ・ヘンドリックスの前座としてフィルモアに出演後、ビル・グレアムのレーベルからデビュー・アルバム「East Bay Grease」をリリース。
その後ワーナーと契約し、72年に2ndアルバム「Bump City」をリリース。シングル "You're Still A Young Man" は全米29位を記録。当時のメンバーは、リック・スティーブンス(vo、後にレニー・ウィリアムスに変わる)、グレッグ・アダムス(tp,fh)、ミック・ジレット(tp,fh,tr.)、スキップ・メスカイト(ts,fl)、エミリオ・カスティージョ(ts)、スティーブ・カプカ(bs)、ウィリー・ジェイムス・ファルトン(g)、フランシス・ロッコ・プレスティア(b)、デヴィッド・ガリヴァルディ(ds)、ブレント・バイヤーズ(cog)、ゲストとしてジェイ・スペル(p,org、後にチェスター・トンプソンがキーボードとしてメンバーに加わる)
73年、サックスのレニー・ピケット、ヴォーカルのレニー・ウイリアムスを迎えて、3rdアルバム「Tower of Power」をリリース。シングル"So Very Hard to Go (つらい別れ)"は全米17位を記録。代表曲"What Is Hip?"によってバンドはその名が知られるようになる。重厚なホーンセクションのみならず、16ビートを駆使した強力なリズムセクション、ソウルフルなバラードも彼らの持ち味だった。
74年、4thアルバム「Back To Oakland」をリリース。ファンク、ジャズ色を強めた作品。レニー・ウィリアムズのソウルフルなヴォーカルや、強力なブラス・セクションも最高のノリをみせる。
同年には、5thアルバム「Urban Renewal (オークランド・ストリート)」をリリース。
75年、6thアルバム「In The Slot」をリリース。
76年、ライヴ・アルバム「Live and in Living Color (ベスト・ライヴ)」をリリース。
70年代後半になると、ダンス音楽の流れはディスコ・ミュージックへと傾き、リズム・ボックスがそのサウンドの中心になっていく。ホーン・セクションを売り物にしていたバンドは、どんどん姿を消すか、そのスタイルを変えて行かざるを得ず、E,W&Fは、ド派手なディスコ・バンドになり、クール&ザ・ギャングも、大甘なバラード・グループになっていった。TOPは古巣のワーナーからコロムビアへ移籍する。
76年、「Ain't Nothin' Stoppin Us Now」をリリース。
78年、「We Came to Play」をリリース。
79年、「Back on the Streets」をリリース。
81年、「Direct 」をリリース。カリフォルニア州サンタ・バーバラに本拠を置く音質優先のレコード会社「シェフィールド・ラボ (Sheffield Lab)」のためにダイレクト・ディスクを録音。後に「Direct Plus」(97)として再発された。
TOPもメンバーチェンジを繰り返しながらも、70年代はコンスタントにアルバムを発表していたが、80年代前半はレコード会社との契約がなく不遇時代を過ごす。
しかし80年代半ばに大人気となったサンフランシスコ出身のヒューイ・ルイス&ザ・ニュースがホーンセクションとして彼らを起用したことで再び注目が集まり、1987年に復活する。
Huey Lewis & The News - Trouble In Paradise
その後リリースされたアルバム、ライヴ、ベスト盤など。
Power (1987)
Monster on a Leash (1991)
T.O.P. (1993)
Souled Out (1995)
Rhythm and Business (1997)
Soul Vaccination:Live (1999)
Dinosaur Tracks(1982年録音未発表曲集) (1999)
What Is Hip? Tower of Power Anthology (1999)
What Is Hip?: The Tower of Power Anthology
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Rhino / Wea
- 発売日: 1999/09/27
- メディア: CD
The Very Best Of Tower of Power The Warner Years (2001)
The Very Best of Tower of Power: The Warner Years
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Wrong
- 発売日: 2001/07/21
- メディア: CD
Soul With a Capital "S": The Best of Tower of Power (2002)
Oakland's Own, In the Oakland Zone (2003)
Havin' Fun (2003)
What Is Hip? & Other Hits (2003)
What is Hip (2006)
East Bay Archive Volume 1 (2008)
Great American Soulbook (2009)
Studio albums
1970 East Bay Grease
1972 Bump City
1973 Tower of Power
1974 Back to Oakland
1974 Urban Renewal
1975 In The Slot
1976 Ain't Nothin' Stoppin' Us Now
1978 We Came to Play!
1979 Back on the Streets
1987 TOP (Only released in Europe)
1988 Power
1991 Monster on a Leash
1993 T.O.P.
1995 Souled Out
1997 Direct Plus
1997 Rhythm & Business
2003 The Oakland Zone
Live albums
1976 Live and in Living Color
1988 Direct
1997 Soul Vaccination: Live
2008 East Bay Archive Volume 1
Compilations
1974 Funkland
1999 Dinosaur Tracks
2001 The Very Best of Tower of Power: The Warner Years
2002 Soul With a Capital "S": The Best of Tower of Power
2003 Havin' Fun
2003 What is Hip & Other Hits
2006 What is Hip
Videos and DVDs
1986 Credit (The band's only music video, to date)
2003 Tower of Power in Concert (1998, Live at Ohne Filter, after return of Garibaldi)
2007 Live from Leverkusen (2005 November Show)
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