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Jethro Tull Discography [Artist HIJK]

JethroTull01-01.jpg

Jethro Tull
ジェスロ・タルは、イギリス出身のロック・バンド。イアン・アンダーソンをリーダーとして、1968年、アルバム「This Was (日曜日の印象)」でデビュー。全英10位にチャートインし、メロディ・メーカー誌の人気投票で、ビートルズに次ぐ2位を獲得。デビュー当初から独自の存在感を放っていた。
結成当時のラインナップは、イアン・アンダーソン(vo,fl)、ミック・エイブラハムズ(g,vo)、グレン・コーニック(b)、クライヴ・バンカー(ds)の4人。ミック・エイブラハムズの影響力も大きく、ブルース・ロックの範疇に収まらないジャズ感覚を持ったサウンドは、他のブルース・ロック・バンドとは一線を画していた。

Jethro Tull - Aqualung (Live)



イアン・アンダーソンは1947年8月10日、スコットランドのエジンバラで生まれた。幼少の頃家族と共にエジンバラからブラックプールへと移り住んだ彼は、美術学校へ進学し、後のジェスロ・タルの原点である最初のバンド、"The Blades"を結成する。ブルース色の強いロックを演奏していたこのバンドのマネージメントを務めていたのが後のクリサリス・レコード設立者の一人クリス・ライトだった。

The Bladesはブラックプール近辺のクラブなどを活動の拠点としていたが、まもなくロンドン近郊のルトンへと移動する。が、メンバーのほとんどがバンドに対するモチベーションが下がり、故郷ブラックプールへと帰ってしまう。残ったイアン・アンダーソンとグレン・コーニックはルトンで新たなバンド、"The John Evan Smash"を結成する。この時集まったメンバーはメンバーは元McGregor's Engineのミック・アブラハムス(g)とクライヴ・ハンガー(ds)。バンドは18世紀の農学者の名前である"Jethro Tull"を名乗るようになった。

ジェスロ・タルは、68年初頭にMGMレコードと契約を交わし、3月にシングル"Sunshine Day"を発表。しかしJethro Toeと誤記されたこのシングルは空振りに終わる。9月にはアイランド・レコードに移籍し、10月、1stアルバム「This Was (日曜日の印象)」をリリース。アルバムは全英チャートでトップ10入りするヒットを記録。68年度メロディ・メイカー誌ポップ・ポールでビートルズに次ぐ2位に選出された。

This Was

This Was

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2001/08/17
  • メディア: CD

しかし11月にはミック・アブラハムスが自分のバンド、"Blodwyn Pig" を結成するために脱退。ブラック・サバスのトニー・アイオミ(g)やイエスに参加する前のスティーヴ・ハウ(g)などをヘルプに迎え、その場をしのぎ、新たにマーティン・バレ(g)を加入させた。
69年、全米ツアーも行い、アメリカ独立記念日である7月4日にはニューポート・ジャズ・フェスティバルに出演し、圧倒的な声援でもって迎えられる。そして2ndアルバム「Stand Up」をリリース。ブルース以外にも音楽性を大きく拡大させ全英No.1を獲得する。インスト曲"Bouree"は注目を集めた。

Stand Up

Stand Up

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2001/08/17
  • メディア: CD

Jethro Tull - Bourée



70年4月、3rdアルバム「Benefit」をリリース。全英トップ3、全米でもチャートの11位まで上昇するヒットとなった。

Benefit

Benefit

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2001/08/17
  • メディア: CD

その70年4月に、かつてジョン・エヴァンズ・スマッシュ時代の仲間だったジョン・エヴァン(key)が加入。12月にはグレン・コーニックが脱退し、新たにジェフリー・ハモンド(b)が参加。このラインナップにより、71年3月、初期の代表作、4thアルバム「Aqualung」をリリース。

Aqualung

Aqualung

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: CD

71年5月、クライヴ・ハンガーまでも脱退し、元ジョン・エヴァンズ・スマッシュのバリモア・バーロウ(ds)が加入。この時点でオリジナル・メンバーはイアン一人となったジェスロ・タルは、72年に入って70年11月のニューヨーク・カーネギーホールのライヴと、アルバム未収録曲や未発表曲で構成したアルバム「Living In The Past」(72)をリリース。

Living in the Past

Living in the Past

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Caroline
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: CD

Jethro Tull - Living In The Past (Live)



72年7月、バンドはクリサリス・レコードへ移籍。8歳の少年による詩をもとにしたトータル・コンセプト・アルバム「Thick As A Brick (ジェラルドの汚れなき世界)」をリリース。

Thick as a Brick

Thick as a Brick

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: CD

73年7月、イアン自身の監督、脚本、編集からなる映画とステージを一体化させるためのアルバム「A Passion Play」をリリース。

A Passion Play

A Passion Play

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2003/03/04
  • メディア: CD

1年間ステージ活動を停止した後、74年10月、アルバム「Warchild」をリリース。

Warchild

Warchild

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2002/11/05
  • メディア: CD

75年4月、「Minstrel The Gallry (天井桟敷の吟遊詩人)」をリリース。

Minstrel in the Gallery

Minstrel in the Gallery

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2002/08/30
  • メディア: CD

75年11月、ジェフリー・ハモンドが脱退。代わってザ・ゴッズやトゥーファスト、チッキン・シャックなどを転々としていたジョン・グラスコック(b)が加入。76年1月、初のベスト・アルバム「M.U.: The Best of Jethro Tull」をリリース。

M.U.: The Best of Jethro Tull

M.U.: The Best of Jethro Tull

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Chrysalis
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

75年5月、イアンが自らの姿を投影して作り上げたストーリー・アルバム「Too Old To Rock'n'Roll : Too Young To Die! (ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる)」をリリース。

Too Old to Rock: Too Young Die

Too Old to Rock: Too Young Die

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 2002/08/23
  • メディア: CD

新たにデヴィッド・パーマー(key)を加えたジェスロ・タルは、再びバンドとして安定し、着実に活動。77年1月、「Songs From The Wood (神秘の森)」をリリース。

Songs from the Wood

Songs from the Wood

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2003/05/20
  • メディア: CD

77年11月、ベスト・アルバム第2集「Repeat: The Best of Jethro Tull Vol. 2」をリリース。

Repeat: The Best of Jethro Tull, Vol. 2

Repeat: The Best of Jethro Tull, Vol. 2

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Alliance
  • 発売日: 1997/02/26
  • メディア: CD

78年4月、「Heavy Horses (逞しい馬)」をリリース。

Heavy Horses

Heavy Horses

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2003/05/20
  • メディア: CD

78年10月、ライヴ・アルバム「Live Bursting Out (ジェスロ・タル・ライヴ)」をリリース。

Bursting Out: Jethro Tull Live

Bursting Out: Jethro Tull Live

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: CD

79年9月、「Stormwatch (ストームウォッチ~北海油田の謎)」をリリース。

Stormwatch

Stormwatch

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
  • 発売日: 2008/08/05
  • メディア: CD

順調にアルバムを発表し、セールスの方もつねに安定した成績をあげたが、79年8月、ジョン・グラスコックが脱退(3ヵ月後の11月に心臓発作が原因で死亡)。新たに元フェアポート・コンベンションのデイヴ・ペグ(b)を迎えたが、80年6月には、ジョン・エヴァン、デヴィッド・パーマー、バリモア・バーロウの3人が相次いで脱退。ジェスロ・タルが最大の危機を迎える。

カーヴド・エアー、ロキシー・ミュージック、フランク・ザッパなどのバンドで活動していたエディ・ジョブソン(key)、ジャン・リュック・ポンティ、トミー・ボーリンなどのバックを担当していたアメリカ人のマーク・クレイニー(ds)が加入。ジェスロ・タルはどうにかバンドの形を保ち、80年9月、アルバム「A」をリリース。しかし全くの不発。このメンバーは長続きせず、1年もしないうちにエディ・ジョブソンとマーク・クレイニーの2人は、バンドから去っていく。

A

A

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Chrysalis
  • 発売日: 2004/02/09
  • メディア: CD

ジェスロ・タルを存続させていく意欲を、イアンは一時的に失うも、82年、ジェリー・コンウェイ(ds)とピーター・ジョン・ヴェテッセ(key)を迎えたアルバム「The Broadsword And The Beast 」をリリース。

The Broadsword and the Beast

The Broadsword and the Beast

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2005/02/07
  • メディア: CD

83年の暮れには初のソロ・アルバム「Walk Into Light」をリリース。

Walk into Light

Walk into Light

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Bgo - Beat Goes on
  • 発売日: 1997/06/24
  • メディア: CD

ソロ・アルバムで欲求を満たしたイアンは、再びジェスロ・タルの活動に意欲を見せ、82年と同じメンバーでライヴを中心に活動する。84年9月には、ジェリー・コンウェイからドーン・ペリー(ds)へとメンバーが入れ替わったものの、アルバム「Under Wraps」をリリース。

Under Wraps

Under Wraps

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Chrysalis
  • 発売日: 2005/02/07
  • メディア: CD

85年11月、3作目のベスト・アルバム「Original Masters」をリリースし、バンドの歴史に一区切りをつけた。

Original Masters

Original Masters

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: DCC
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

87年9月、前作と同じラインナップに、一時期脱退したジェリー・コーンウェイをゲストとして加えたアルバム「Crest Of A Knave」をリリース。イアンの自宅でレコーディングされ、これまでになく彼独自のカラーが強調された作品に仕上がっている。

Crest of a Knave

Crest of a Knave

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2005/02/07
  • メディア: CD

この直後にまたもやメンバー・チェンジ。ピーター・ジョン・ヴェセッテが離れ、レインボーやオジー・オズボーンなどで活躍していたドン・エイリー(key)が、サポートメンバーとして同行した。
88年、活動20周年を記念した4枚組BOXアルバム「20 Years Of Jethro Tull」をリリース。88年度グラミー賞で、新たに作られたヘヴィー・メタル部門において、ボン・ジョヴィやガンズ・アンド・ローゼズなど、若手ホープを呼ばれるバンドをおさえて賞を獲得した。

20 Years of Jethro Tull: Highlights

20 Years of Jethro Tull: Highlights

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Alliance
  • 発売日: 1997/02/26
  • メディア: CD

89年、イアン、マーティン、デイブ、ドーンの4人に、ピーター・ジョン・ヴェテッセとマーティン・アルコック(key)を加え、前作と同様イアンの自宅で制作されたアルバム「Rock Island」をリリース。

Rock Island

Rock Island

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2006/07/18
  • メディア: CD

91年、アルバム「Catfish Rising」をリリース。

Catfish Rising

Catfish Rising

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2006/07/18
  • メディア: CD

その後もアコースティックによるライヴ・ツアーを展開し、93年には再来日、95年にはトラッド色豊かな「Roots To Branches」をリリース。

Roots to Branches

Roots to Branches

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2006/07/18
  • メディア: CD

99年8月、IT時代を象徴するかのようなタイトルのアルバム「J-Tull.Com」をリリース。

J-Tull Dot Com

J-Tull Dot Com

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Varese
  • 発売日: 1999/08/24
  • メディア: CD


その他の編集、ライヴ、ベスト盤など

A New Day Yesterday (The 25th Anniversary Collection 1969 - 1994) (1993-2008)

A New Day Yesterday (The 25th Anniversary Collection 1969 - 1994)

A New Day Yesterday (The 25th Anniversary Collection 1969 - 1994)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Emd Int'l
  • 発売日: 2008/10/10
  • メディア: CD

Nightcap: The Unreleased Masters 1973-1991 (1993)

Nightcap: The Unreleased Masters 1973-1991

Nightcap: The Unreleased Masters 1973-1991

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2000/01/06
  • メディア: CD

The Ultimate Set (1997)

The Ultimate Set

The Ultimate Set

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Valley
  • 発売日: 1997/04/08
  • メディア: CD

Through the Years (1998)

Through the Years

Through the Years

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2004/01/01
  • メディア: CD

The Very Best of Jethro Tull (2001)

Very Best of Jethro Tull

Very Best of Jethro Tull

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2001/04/21
  • メディア: CD

Living with the Past (2002)

Living with the Past

Living with the Past

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eagle
  • 発売日: 2002/05/06
  • メディア: CD

The Jethro Tull Christmas Album (2003)

Christmas Album

Christmas Album

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: True North
  • メディア: CD

Nothing Is Easy: Live at the Isle of Wight 1970 (2004)

Nothing Is Easy: Live at the Isle of Wight 1970

Nothing Is Easy: Live at the Isle of Wight 1970

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eagle Vision
  • メディア: CD

Aqualung Live (2005)

Aqualung Live

Aqualung Live

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Roadrunner
  • 発売日: 2006/03/07
  • メディア: CD

Live at Montreux 2003 (2007)

Live at Montreux 2003

Live at Montreux 2003

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eagle Vision
  • 発売日: 2007/08/20
  • メディア: CD

The Best of Acoustic Jethro Tull (2007)

The Best of Acoustic Jethro Tull

The Best of Acoustic Jethro Tull

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2007/02/06
  • メディア: CD


オリジナル・アルバム
1968 This Was (日曜日の印象)
1969 Stand Up
1970 Benefit
1971 Aqualung
1972 Thick As A Brick (ジェラルドの汚れなき世界)
1973 A Passion Play
1974 Warchild
1975 Minstrel In The Gallery (天井桟敷の吟遊詩人)
1976 Too Old To Rock'n'Roll : Too Young To Die! (ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる)
1977 Songs From The Wood (神秘の森)
1978 Heavy Horses (逞しい馬)
1979 Stormwatch (ストームウォッチ~北海油田の謎)
1980 A
1982 The Broadsword And The Beast
1984 Under Wraps
1987 Crest Of A Knave
1989 Rock Island
1991 Catfish Rising
1995 Roots To Branches
1999 J-Tull Dot Com

ライブ・アルバム
1978 Live Bursting Out (ジェスロ・タル・ライヴ)
1990 Live At Hammersmith '84
1992 A Little Light Music
1995 In Concert
2004 Live At The Isle Of Wight 1970
2005 Aqualung Live
2006 Extended Versions
2007 Live at Montreux 2003

編集盤、ベスト・アルバム
1972 Living In The Past
1976 "M.U." - The Best Of Jethro Tull
1977 Repeat : The Best Of Jethro Tull Volume II
1985 Original Masters
1988 20 Years Of Jethro Tull
1993 25th Anniversary Box Set
1993 The Best of Jethro Tull - The Anniversary Collection
1993 Nightcap
1997 Through The Years
2001 The Very Best Of
2002 Living With The Past
2003 Classic Masters
2003 The Jethro Tull Christmas Album
2007 The Best of Acoustic Jethro Tull
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John Mayall Discography [Artist HIJK]

John Mayall01-01.jpg

John Mayall
ジョン・メイオール(1933年11月29日-)はイギリス・マンチェスター出身のブルース・シンガーソングライター。ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ(John Mayall & The Bluesbreakers)を率いて1960年代より活躍。2005年に大英帝国勲章(OBE)を受章した。

ギタリストの父の影響で子供の頃からブルースに親しみ、楽器を覚える。本格的にバンド活動を始めたのは1956年から。1963年、ブルース・ギタリストの先駆者的存在であるAlexis Kornerのアドバイスのもとロンドンへ移住し、後にBluesbreakers というバンドを結成。Bluesbreaker は1963年から1970年代の半ばにかけて15通りほどの多様な形態を持った特殊なバンド。メンバーには一時Eric ClaptonやPeter Green、Mick Taylorらも在籍しており、一番長くバンドに在籍していたのはベーシストのJohn McVie、4年ほど活動を共にしていた。

John Mayall Bluesbreakers & Eric Clapton - Hideaway



バンドは1965年に"I'm Your Witchdoctor"というシングルをリリースし、1966年に「Bluesbreakers」というアルバムをリリースしたが、アルバムに含まれるギターフレーズがリスナーの間で話題となり Eric Clapton の名を一躍有名にした。その後 Clapton は Jack Bruce と Cream というグループを結成するために Bluesbreakers を離れることになる。入れ替わりでバンドに加入したのが Peter Green、彼は Mayall と共に「A Hard Road」というアルバムと幾つかのシングルをリリースした。

Clapton や Green は才能に長けており、メンバーとしては少し器量が大き過ぎたのかもしれない。Green も1967年の半ばに Fleetwood Mac というバンドを結成するためにバンドを離れることになる。Mayall が次に目をつけたのが当時19歳であったMick Taylor。有能なギタリスト、Mick も1年ほどバンドに在籍したものの1969年に The Rolling Stones に加入するためバンドを離れる。

Mayall は1960年代後半にLos Angelesに移住し、Bluesbreakers 名義でアコースティック・ライブ・アルバム「The Turning Point」をリリース。その後1970年代においてもアメリカで活躍を続け、ブルースを広めることに貢献する。

2000年代に入ってもコンスタントに新作を発表しており、2007年リリースしたアルバム「In The Palace of the King」が現時点での最新作。現在も精力的にライヴ活動を行っている。


John Mayall Plays John Mayall (1965)

John Mayall Plays John Mayall

John Mayall Plays John Mayall

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Umvd Import
  • 発売日: 2006/12/05
  • メディア: CD

Bluesbreakers with Eric Clapton (1966)

Bluesbreakers with Eric Clapton

Bluesbreakers with Eric Clapton

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Umvd Import
  • 発売日: 2006/12/12
  • メディア: CD

A Hard Road (1967)

A Hard Road

A Hard Road

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal UK
  • 発売日: 2006/12/05
  • メディア: CD

Crusade (1967)

Crusade

Crusade

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal/Decca
  • 発売日: 2007/08/07
  • メディア: CD

The Blues Alone (1967)

The Blues Alone

The Blues Alone

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal/Decca
  • 発売日: 2006/12/05
  • メディア: CD

Diary of a Band, Vol. 1 and 2 (1968)

Diary of a Band, Vol. 1 and 2

Diary of a Band, Vol. 1 and 2

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal/Decca
  • 発売日: 2007/09/03
  • メディア: CD

Bare Wires (1968)

Bare Wires

Bare Wires

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal/Decca
  • 発売日: 2007/08/07
  • メディア: CD

Blues from Laurel Canyon (1968)

Blues from Laurel Canyon

Blues from Laurel Canyon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal UK
  • 発売日: 2007/09/11
  • メディア: CD

Looking Back (1969)

Looking Back

Looking Back

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Deram
  • 発売日: 1990/06/22
  • メディア: CD

The Turning Point (1969)

The Turning Point

The Turning Point

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polydor / Umgd
  • 発売日: 2001/10/30
  • メディア: CD

Empty Rooms (1970)

Empty Rooms

Empty Rooms

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram
  • 発売日: 1996/02/27
  • メディア: CD

USA Union (1970)

USA Union

USA Union

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram
  • 発売日: 1996/02/27
  • メディア: CD

Back to the Roots (1971)

Back to the Roots

Back to the Roots

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Uptown/Universal
  • 発売日: 2001/03/13
  • メディア: CD

Thru the Years (1971)

Thru the Years

Thru the Years

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Deram
  • 発売日: 1991/04/02
  • メディア: CD

Memories (1971)

John Mayall - Live In Europe (1971)

Jazz Blues Fusion (1972)

Jazz Blues Fusion

Jazz Blues Fusion

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polydor / Umgd
  • 発売日: 1996/02/27
  • メディア: CD

Moving On (1973)

Ten Years Are Gone (1973)

The Latest Edition (1974)

New Year, New Band, New Company (1975)

New Year, New Band, New Company / Lots of People

New Year, New Band, New Company / Lots of People

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BGO
  • 発売日: 2000/07/12
  • メディア: CD

Notice to Appear (1975)

Notice to Appear/A Banquet in Blues

Notice to Appear/A Banquet in Blues

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Beat Goes On
  • 発売日: 2000/08/29
  • メディア: CD

A Banquet in Blues (1976)

Notice to Appear/A Banquet in Blues

Notice to Appear/A Banquet in Blues

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Beat Goes On
  • 発売日: 2000/08/29
  • メディア: CD

Lots of People (1976)

New Year, New Band, New Company / Lots of People

New Year, New Band, New Company / Lots of People

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BGO
  • 発売日: 2000/07/12
  • メディア: CD

A Hard Core Package (1977)

Hard Core Package/The Last Of The British Blues

Hard Core Package/The Last Of The British Blues

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Beat Goes On
  • 発売日: 2000/10/17
  • メディア: CD

Primal Solos (1977)

Primal Solos

Primal Solos

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

The Last of the British Blues (1978)

Hard Core Package/The Last Of The British Blues

Hard Core Package/The Last Of The British Blues

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Beat Goes On
  • 発売日: 2000/10/17
  • メディア: CD

Bottom Line (1979)

No More Interviews (1980)

Road Show Blues (1982)

Road Show Blues

Road Show Blues

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universe
  • 発売日: 1999/03/09
  • メディア: CD

Return Of The Bluesbreakers (1985)

Return of the Bluebreakers

Return of the Bluebreakers

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Aim
  • 発売日: 1994/09/06
  • メディア: CD

Behind the Iron Curtain (1985)

Behind the Iron Curtain

Behind the Iron Curtain

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: GNP
  • 発売日: 1992/01/21
  • メディア: CD

Chicago Line (1987)

Road Show (1987)

Road Show

Road Show

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Magnum Music Group/Thunderbolt [U.K.]
  • 発売日: 2000/06/06
  • メディア: CD

The Power of the Blues (1988)

The Power of the Blues

The Power of the Blues

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Charly
  • 発売日: 1999/07/01
  • メディア: CD

Archives to Eighties (1988)

Archives to Eighties

Archives to Eighties

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

A Sense of Place (1990)

A Sense of Place

A Sense of Place

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Island
  • 発売日: 1990/06/01
  • メディア: CD

Cross Country Blues (1992)

Cross Country Blues

Cross Country Blues

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: One Way Records Inc
  • 発売日: 1994/04/11
  • メディア: CD

London Blues (1964-1969) (1992)

London Blues (1964-1969)

London Blues (1964-1969)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Deram
  • 発売日: 1992/10/20
  • メディア: CD

Room to Move (1969-1974) (1992)

Room to Move (1969-1974)

Room to Move (1969-1974)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polydor
  • 発売日: 1992/10/20
  • メディア: CD

Wake Up Call (1993)

Wake Up Call

Wake Up Call

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Silvertone
  • 発売日: 1993/04/01
  • メディア: CD

The 1982 Reunion Concert (1994)

The 1982 Reunion Concert

The 1982 Reunion Concert

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Repertoire
  • 発売日: 1994/04/11
  • メディア: CD

Spinning Coin (1995)

Spinning Coin

Spinning Coin

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Jive
  • 発売日: 1995/02/16
  • メディア: CD

Blues for the Lost Days (1997)

Blues for the Lost Days

Blues for the Lost Days

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Bmg Italy
  • 発売日: 2001/05/07
  • メディア: CD

As It All Began: The Best of John Mayall & the Bluesbreakers 1964-1969 (1998)

As It All Began: The Best of John Mayall & the Bluesbreakers 1964-1969

As It All Began: The Best of John Mayall & the Bluesbreakers 1964-1969

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polydor
  • 発売日: 1998/01/27
  • メディア: CD

Drivin' On: The ABC Years (1975-1982) (1998)

Drivin' On: The ABC Years (1975-1982)

Drivin' On: The ABC Years (1975-1982)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: MCA
  • 発売日: 1998/09/22
  • メディア: CD

Silver Tones: The Best Of John Mayall And The Bluesbreakers (1998)

Silver Tones: The Best Of John Mayall And The Bluesbreakers

Silver Tones: The Best Of John Mayall And The Bluesbreakers

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Jive
  • 発売日: 1998/11/10
  • メディア: CD

Padlock on the Blues (1999)

Padlock on the Blues

Padlock on the Blues

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Purple Pyramid
  • 発売日: 1999/05/03
  • メディア: CD

Live at the Marquee 1969 (1999)

Live at the Marquee 1969

Live at the Marquee 1969

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eagle
  • 発売日: 2008/06/03
  • メディア: CD

The Masters (1999)

The Masters

The Masters

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Spitfire
  • 発売日: 2000/01/18
  • メディア: CD

Rock the Blues Tonight (1999)

Rock the Blues Tonight

Rock the Blues Tonight

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 1999/03/19
  • メディア: CD

Blues Power (1999)

Blues Power

Blues Power

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Recall
  • 発売日: 1999/09/15
  • メディア: CD

Reaching for the Blues (2000)

Reaching for the Blues

Reaching for the Blues

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Purple Pyramid
  • 発売日: 2000/09/19
  • メディア: CD

Along for The Ride (2001)

Along for the Ride

Along for the Ride

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Red Ink
  • 発売日: 2001/05/08
  • メディア: CD

Stories (2002)

Stories

Stories

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eagle
  • 発売日: 2002/08/26
  • メディア: CD

Blues Forever (2003)

Blues Forever

Blues Forever

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Fuel 2000
  • 発売日: 2003/03/25
  • メディア: CD

70th Birthday Concert (2003)

70th Birthday Concert

70th Birthday Concert

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eagle Rock
  • 発売日: 2003/11/18
  • メディア: CD

Rockin' the Roadshow (2003)

Rockin' the Roadshow

Rockin' the Roadshow

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2003/05/06
  • メディア: CD

Road Dogs (2005)

Road Dogs

Road Dogs

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eagle
  • 発売日: 2005/06/06
  • メディア: CD

Rolling with the Blues (2005)

Rolling with the Blues

Rolling with the Blues

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Shakedown
  • 発売日: 2005/11/15
  • メディア: CD

The Private Collection (2006)

The Private Collection

The Private Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Snapper Music
  • 発売日: 2006/10/10
  • メディア: CD

Essentially John Mayall [Box set] (2006)

Essentially John Mayall

Essentially John Mayall

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eagle
  • 発売日: 2006/11/06
  • メディア: CD

Live at the BBC (2007)

Live at the BBC

Live at the BBC

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Umvd Import
  • 発売日: 2007/02/13
  • メディア: CD

In the Palace of the King (2007)

In the Palace of the King

In the Palace of the King

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eagle Rock Entertain
  • 発売日: 2007/04/17
  • メディア: CD

Live from Austin, Texas (2007)

Live from Austin, Texas

Live from Austin, Texas

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: New West
  • 発売日: 2007/10/16
  • メディア: CD


Original John Mayall albums
1965 John Mayall Plays John Mayall
1966 Blues Breakers with Eric Clapton
1967 A Hard Road
1967 Crusade
1967 The Blues Alone
1968 The Diary of a Band Volume 1
1968 The Diary of a Band Volume 2
1968 Bare Wires
1968 Blues from Laurel Canyon
1969 The Turning Point
1970 Empty Rooms
1970 USA Union
1971 Back to the Roots
1971 Memories
1971 (<-1968) John Mayall - Live In Europe
1972 Jazz Blues Fusion
1973 Moving On
1973 Ten Years Are Gone
1974 The Latest Edition
1975 New Year, New Band, New Company
1975 Notice to Appear
1976 Banquet in Blues
1977 Lots of People
1977 A Hard Core Package
1977 Primal Solos
1978 The Last of the British Blues
1979 Bottom Line
1980 No More Interviews
1982 Road Show Blues
1985 Return Of The Bluesbreakers
1985 Behind the Iron Curtain
1987 Chicago Line
1988 The Power of the Blues
1988 (<-1971) Archives to Eighties
1990 A Sense of Place
1992 Cross Country Blues
1993 Wake Up Call
1994 The 1982 Reunion Concert
1995 Spinning Coin
1997 Blues for the Lost Days
1999 Padlock on the Blues
1999 Rock the Blues Tonight
1999 Live at the Marquee 1969
1999 The Masters
2001 Along for The Ride
2002 Stories
2003 (<-1987-8): Blues Forever
2003 70th Birthday Concert
2005 Road Dogs
2005 Rolling with the Blues
2007 Live at the BBC
2007 In the Palace of the King
2007 Live from Austin, Tx

DVD
2003 70th Birthday Concert
2004 Live at Iowa State University
2004 Cookin' Down Under DVD
2004 The Godfather of British Blues/Turning Point
2005 Rolling with the Blues (Recall) live'72-82
2007 Live at the Bottom Line, New York 1992
2008 Live At Iowa State University
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J. J. Cale Discography [Artist HIJK]

jj cale 02-01.jpg

J.J. Cale
J.J.ケイル(Jean Jacques Cale、1938年12月5日-)は、アメリカ・オクラホマ州オクラホマ・シティで生まれ、タルサで育つ。10歳でギターを始めたケールは、Chet Atkins、Les Paul、Chuck Berryなどから影響を受け、1950年代にタルサの地元クラブで演奏するようになる。
タルサのミュージック・シーンでは、デヴィッド・ゲイツ(後にBreadを結成)、レオン・ラッセル、カール・レイドルといったプレイヤーが活躍していたが、彼らがロサンゼルスへ向かったのと同様に、1960年代半ばにケイルもロサンゼルスでリバティ・レコードのエンジニアとして働き、その一方でクラブで演奏したり、シングル盤の吹き込みをする。後にエリック・クラプトンが取り上げた"After Midnight"も、この時期(1966)にリリースされたシングル盤の1曲だった。

J.J. Cale & Eric Clapton



"After Midnight"、"Cocaine"はエリック・クラプトン、"Call Me the Breeze"はレーナード・スキナードやトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、"Sensitive Kind"はサンタナやジョン・メイオール、"Crazy Mama"はザ・バンド・・・と数々のロック・アーティストによってケイルの自作曲がカヴァーされ、ミュージシャンズ・ミュージシャンとして数多くのアーティストやバンドから信頼を集めてきた。

J.J. Cale - After Midnight (Studio Live)



淡々と旋律を追う囁きヴォイスと、ブルース、R&B、カントリー、ゴスペルといった音楽ルーツを根底に、独特の世界を作り出してきたケイル。「世捨て人」とも言われ、作った曲は曲自体に語らせ、自分の意思で有名人になることを拒み、世間の注目を浴びる代わりに、作り出した音楽の存在だけを光らせようとした。
そんなオリジナリティ溢れる優美でハートフルなケイルの世界を、エリック・クラプトン、元ダイアー・ストレイツのマーク・ノップラー、ニール・ヤングなど、多くのアーティストを魅了し、様々なジャンルのミュージシャンに影響を与え続けている。

Naturally (1971)

Naturally

Naturally

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

Really (1972)

Really

Really

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1990/03/12
  • メディア: CD

Okie (1974)

Okie

Okie

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1990/03/12
  • メディア: CD

Troubadour (1976)

Troubadour

Troubadour

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

5 (1975)

5

5

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1990/03/12
  • メディア: CD

Shades (1980)

Shades

Shades

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Int'l
  • 発売日: 1991/04/02
  • メディア: CD

Grasshopper (1982)

Grasshopper

Grasshopper

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

Number 8 (1983)

8

8

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1991/04/02
  • メディア: CD

Special Edition (1984)

Special Edition

Special Edition

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

Travel Log (1990)

Travel Log

Travel Log

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Silvertone
  • 発売日: 1990/01/05
  • メディア: CD

Number 10 (1992)

Number 10

Number 10

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Silvertone
  • 発売日: 1992/11/10
  • メディア: CD

Closer to You (1994)

Closer to You

Closer to You

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 1994/08/23
  • メディア: CD

Guitar Man (1996)

Guitar Man

Guitar Man

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 1996/04/29
  • メディア: CD

Anyway the Wind Blows: The Anthology (1997)

Anyway the Wind Blows: The Anthology

Anyway the Wind Blows: The Anthology

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1997/06/17
  • メディア: CD

The Very Best of J. J. Cale (1998)

The Very Best Of J.J. Cale

The Very Best Of J.J. Cale

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1998/06/09
  • メディア: CD

Universal Masters Collection (1999)

Classic JJ Cale: The Universal Masters Collection

Classic JJ Cale: The Universal Masters Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal International
  • 発売日: 1999/12/27
  • メディア: CD

Live (2001)

J.J. Cale Live

J.J. Cale Live

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Narada
  • 発売日: 2001/05/12
  • メディア: CD

20th Century Masters: Millennium Collection (2002)

20th Century Masters: Millennium Collection

20th Century Masters: Millennium Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Island / Mercury
  • 発売日: 2002/07/23
  • メディア: CD

In Session (2003)

In Session

In Session

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Import
  • 発売日: 2003/06/17
  • メディア: CD

To Tulsa and Back (2004)

To Tulsa and Back

To Tulsa and Back

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2004/06/08
  • メディア: CD

The Ultimate Collection (2004)

The Ultimate Collection

The Ultimate Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal International
  • 発売日: 2005/03/07
  • メディア: CD

Collected (2006)

Collected

Collected

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 2007/02/20
  • メディア: CD

The Road to Escondido (2006)

The Road to Escondido

The Road to Escondido

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WEA Japan
  • 発売日: 2006/11/07
  • メディア: CD

Rewind: The Unreleased Recordings (2007)

Rewind: The Unreleased Recordings

Rewind: The Unreleased Recordings

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: W14
  • 発売日: 2007/10/02
  • メディア: CD

Gold (2007)

Gold

Gold

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 2007/09/04
  • メディア: CD

Colour Collection (2007)

Colour Collection

Colour Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal
  • 発売日: 2008/03/25
  • メディア: CD

Star Club (2008)

Star Club

Star Club

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Int'l
  • 発売日: 2008/11/04
  • メディア: CD

Roll On (2009)

Roll On

Roll On

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Rounder
  • 発売日: 2009/02/24
  • メディア: CD


Albums
1958 Shock Hop/Sneaky [45 - as Johnny Cale]
1960 Troubles, Troubles/Purple Onion [45 - as Johnny Cale Quintet]
1961 Ain't That Lovin You Baby/She's My Desire [45 - as Johnny Cale Quintet]
1966 A Trip Down The Sunset Strip (with the Leathercoated Minds)
1971 Naturally
1972 Really
1974 Okie
1976 Troubadour
1979 5
1980 Shades
1982 Grasshopper
1983 Number 8 with Steve Ripley, Jim Keltner...
1984 Special Edition (a compilation of hits from previous albums)
1990 Travel Log
1992 Number 10
1994 Closer to You
1996 Guitar Man
1997 Anyway the Wind Blows
1998 The Very Best of J. J. Cale
2000 Universal Masters Collection
2001 Live
2002 20th Century Masters: Millennium Collection
2003 In Session
2004 To Tulsa and Back
2006 Collected (with bonus tracks) (Dutch release only)
2006 The Road to Escondido
2007 Rewind: The Unreleased Recordings
2007 Gold
2007 Colour Collection
2008 Star Club
2009 Roll On
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The Kinks Discography [Artist HIJK]

kinks03-01.jpg

The Kinks
キンクス(1964-)はイギリスのロックバンド。 ローリング・ストーンズと並び、1963年に活動させて以来、停止することなく現存するブリティッシュ・ロック界最古参のバンド。
1960年、デイヴ・デイヴィス(g)とピート・クウェイフ(b)によって"The Ravens"として結成。63年にディヴの兄、レイ・デイヴィス(vo,g)が加わる。11月にミック・エイヴォリー(ds)がオーディションの結果加わり、パイ・レコードと契約を交わし、バンド名を"The Kinks"と改める。64年2月、リトル・リチャードのカヴァー"Long Tall Sally"でデビュー、同年8月、3rdシングル"You Really Got Me"が大ヒット。60年代後半からは、コンセプト・アルバムを多く制作した。

The Kinks - You Really Got Me



ビートルズがすでに世界の舞台で活躍し始め、空前のビート・バンド・ブームが巻き起こる中で、キンクスは、64年2月に記念すべきデビュー・シングルとして、リトル・リチャードの"Long Tall Sally"でデビュー。4月には2ndシングル"You Still Want Me"をリリースしたが、全くの不発。しかし、8月にリリースした3dシングル"You Really Got Me"が、突如として話題を呼び、全英No.1、全米でも7位にランクされる大ヒットを記録。
「キンキー・サウンド」という独自のサウンドを打ち出したこの曲は、後にロックの名曲として数多くのアーティストたちがカヴァーし、中でもヴァン・ヘイレンによりリヴァイバル・ヒットした時には、改めてキンクスの偉大さを多くの人たちが再認識した。

一躍スターダムにのし上がったキンクスは、64年10月"All Day and All of the Night"(全英2位)、65年1月"Tired of Waiting for You"(全英1位)、65年3月"Everybody's Gonna Be Happy"(11位)、65年5月"Set Me Free"(9位)・・などヒット曲を連発。アルバムも64年10月「The Kinks」、65年3月「Kinda Kinks」をリリースし、いずれもが好セールスを記録した。

Kinks

Kinks

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2004/07/06
  • メディア: CD

Kinda Kinks

Kinda Kinks

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2007/02/20
  • メディア: CD

66年4月リリースの「The Kink Kontroversy」ではカヴァー曲1曲を除いて全てレイ・デイヴィスのオリジナル曲となり、早くもビート・バンドからの脱皮への意識を感じさせた。

The Kink Kontroversy

The Kink Kontroversy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2004/07/06
  • メディア: CD

そのことが明確となったのは、社会的風刺を盛り込んだ"Sunny Afternoon"(全英1位)で、この曲を含む66年11月リリースの「Face To Face」は全曲レイのオリジナルとなり、初のコンセプト・アルバムとして高い評価を受け、その後の方向性を決定づけた。

Face to Face

Face to Face

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2004/06/22
  • メディア: CD

ブートレッグのような67年3月リリースの「The Kinks Live At Kelvin Hall」をはさんで、67年6月の「Somthing Else By The Kinks」、68年の「The Village Green Preservation Society」、69年の「Arthur (Or The Decline And Fall Of The British Empire) (アーサー、もしくは大英帝国の衰退ならびに滅亡)」 (ベーシストがピート・クワイフからジョン・ドルトンに交代)、70年の「Lola Versus Powerman And The Moneygoround:Part 1 (ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦)」(ジョン・ゴスリング(key)加入)と今日でもコンセプト・アルバムとして高い評価を受けているアルバムがリリースされる。

Live at Kelvin Hall

Live at Kelvin Hall

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Reprise
  • 発売日: 2004/12/07
  • メディア: CD

Something Else by the Kinks

Something Else by the Kinks

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2004/06/22
  • メディア: CD

The Kinks Are The Village Green Preservation Society

The Kinks Are The Village Green Preservation Society

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Int'l
  • 発売日: 2008/06/10
  • メディア: CD

Arthur (Or the Decline and Fall of the British Empire)

Arthur (Or the Decline and Fall of the British Empire)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 2007/01/22
  • メディア: CD

Lola vs. the Powerman & the Money-Go-Round, Pt. 1

Lola vs. the Powerman & the Money-Go-Round, Pt. 1

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2004/12/07
  • メディア: CD

"Waterloo Sunset"、"Lola"、"Apeman"などのヒット曲は生まれるものの、アルバムのセールスは低調だった。ブリット・エクランドも出演している映画 『パーシー (Percy)』(71)のサウンドトラックを最後にキンクスはパイ・レコードを離れRCAへと移籍する。

Percy

Percy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2004/12/07
  • メディア: CD

RCA移籍を契機に、マーケットをアメリカへと移したキンクスは71年に「Muswell Hillbilies」をリリースするが、全米100位と状況はあまり変化しなかった。続くアナログAB面がスタジオ録音、CD面がライヴ録音のRCA時代の最高傑作と評価の高い「Everybody's In Show Biz (この世はすべてショー・ビジネス)」(72)も全米70位に終わり、新たにホーン・セクションや女性コーラスを加えた構成でロック・ミュージカルを前面に出した73年の「Preservation Act1」、74年の「Preservation Act2」、75年の「Soap Opera (石鹸歌劇)」、76年の「Schoolboys in Disgrace (不良少年のメロディ)」といった作品をリリース。 RCA時代のキンクスはセールス面ではまったく成功しないまま終わってしまう。

マスウェル・ヒルビリーズ+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

マスウェル・ヒルビリーズ+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: CD

この世はすべてショー・ビジネス+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

この世はすべてショー・ビジネス+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD

プリザヴェイション 第1幕+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

プリザヴェイション 第1幕+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: CD

プリザヴェイション 第2幕+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

プリザヴェイション 第2幕+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: CD

ソープ・オペラ(石鹸歌劇)~連続メロドラマ“虹いろの夢”+4(K2HD/紙ジャケット仕様)

ソープ・オペラ(石鹸歌劇)~連続メロドラマ“虹いろの夢”+4(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: CD

不良少年のメロディ~愛の鞭への傾向と対策(K2HD/紙ジャケット仕様)

不良少年のメロディ~愛の鞭への傾向と対策(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2007/07/25
  • メディア: CD

キンクス第3のレーベルとなったのはアリスタだった。77年にリリースされた「Sleepwalker」はシンプルでソリッドなロックンロールに戻り、アリスタからの確かなサポートもあり、全米21位のヒットを記録。続く78年「Misfits」からは"Rock & Roll Fantasy" が "Lola"以来の全米トップ40ヒットとなり、79年の「Low Budget」 は全米11位を記録し見事ゴールド・ディスクを獲得した。 「Low Budget 」の大ヒットの背景には78年にヴァン・ヘイレンがデビュー・アルバムで"You Really Got Me"をカヴァー・ヒットさせたという追い風もあったが、80年にリリースされたライヴ・アルバム「One For The Road」はヴァン・ヘイレンよりもハードな"You Really Got Me"が聴けるという評判もあって若い世代を巻き込み、キンクスは第2期黄金期を迎えた。

スリープウォーカー+5(K2HD/紙ジャケット仕様)

スリープウォーカー+5(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD

ミスフィッツ+4(K2HD/紙ジャケット仕様)

ミスフィッツ+4(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD

ロウ・バジェット+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

ロウ・バジェット+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD

One for the Road

One for the Road

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Velvel Records
  • 発売日: 2004/09/07
  • メディア: CD

81年の「Give The People What They Want」もゴールド・ディスクを獲得、83年の「State Of Confusion」からは全米6位、全英12位の"Come Dancing"のヒットが生まれ、相変わらず絶好調のキンクスだった。

ギヴ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント(K2HD/紙ジャケット仕様)

ギヴ・ザ・ピープル・ホワット・ゼイ・ウォント(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD

ステイト・オブ・コンフュージョン~夜なき街角+4(K2HD/紙ジャケット仕様)

ステイト・オブ・コンフュージョン~夜なき街角+4(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD

The Kinks - Come Dancing



この頃からメンバー・チェンジが激しくなり、84年の「Word Of Mouth」を最後にデイヴィス兄弟以外の唯一のオリジナル・メンバーだったミック・エイヴォリーが脱退、アリスタ時代にも幕を下ろす。

ワード・オブ・マウス+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

ワード・オブ・マウス+2(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD

80年、ロンドンに移籍し「Think Visual」をリリース。ストレートなロックンロール・サウンドで見事復活を遂げる。88年にはライヴ・アルバム「The Road」 、デビュー・25周年を迎えた89年には「UK Jive」をリリース。

Think Visual

Think Visual

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: MCA
  • 発売日: 1995/01/01
  • メディア: CD

kinks-road01-01.jpg

UKJive-kinks-01.jpg

91年、コロンビア(Sony)に移籍しミニアルバム「Did Ya」 、93年には「Phobia」をリリース。

Did Ya-kinks.jpg

Phobia

Phobia

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony / BMG Japan
  • 発売日: 1993/04/13
  • メディア: CD

94年、Konkレーベルよりスタジオ・ライヴの「To The Bone」をリリース。96年には新曲2曲を含む2枚組拡大版としてもリリースされた。

To the Bone

To the Bone

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Alex
  • 発売日: 1994/10/10
  • メディア: CD

To the Bone

To the Bone

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Guardian
  • 発売日: 1996/10/15
  • メディア: CD

01年、BBC音源をまとめた「BBC Sessions 1964 - 1977」をリリース。

BBC Sessions 1964-1977

BBC Sessions 1964-1977

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2001/03/20
  • メディア: CD

08年、キンクスの集大成「Picture Book」(6CD BoxSet)をリリース。

Picture Book

Picture Book

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2008/12/16
  • メディア: CD


The Kinks Greatest (1970-1986)

The Kinks Greatest 1970-1986

The Kinks Greatest 1970-1986

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Velvel
  • 発売日: 2007/10/30
  • メディア: CD

Come Dancing with the Kinks: The Best of the Kinks (1977-1986)

Come Dancing with the Kinks: The Best of the Kinks 1977-1986

Come Dancing with the Kinks: The Best of the Kinks 1977-1986

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Velvel Records
  • 発売日: 2005/03/08
  • メディア: CD

Lost & Found (1986-89)

Lost & Found (1986-89)

Lost & Found (1986-89)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: MCA
  • 発売日: 1998/08/25
  • メディア: CD

The Pye Album Collection

The Pye Album Collection

The Pye Album Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2008/09/16
  • メディア: CD

The RCA Years

The RCA Years

The RCA Years

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Velvel
  • 発売日: 2006/10/31
  • メディア: CD

The Arista Years

The Arista Years

The Arista Years

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Velvel
  • 発売日: 2006/10/31
  • メディア: CD

Ultimate Collection

Ultimate Collection

Ultimate Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2002/06/11
  • メディア: CD

The Singles Collection

The Singles Collection

The Singles Collection

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2004/06/15
  • メディア: CD


Studio albums
1964 Kinks
1965 Kinda Kinks
1965 The Kink Kontroversy
1966 Face to Face
1967 Something Else by The Kinks
1968 The Kinks Are the Village Green Preservation Society
1969 Arthur (Or the Decline and Fall of the British Empire)
1970 Lola versus Powerman and the Moneygoround, Part One
1971 Muswell Hillbillies
1972 Everybody's in Show-Biz 2CD
1973 The Great Lost Kinks Album
1973 Preservation: Act 1
1974 Preservation: Act 2
1975 Soap Opera
1976 Schoolboys in Disgrace
1977 Sleepwalker
1978 Misfits
1979 Low Budget
1981 Give the People What They Want
1983 State of Confusion
1984 Word of Mouth
1986 Think Visual
1989 UK Jive
1993 Phobia

Live and other albums
1968 Live at Kelvin Hall
1971 Percy (soundtrack)
1980 One for the Road
1986 Come Dancing with the Kinks
1988 Live: The Road
1994 To the Bone
1996 To the Bone (double-CD re-release)

Compilation albums
1966 Greatest Hits!
1966 Well Respected Kinks
1967 Sunny Afternoon
1970 The Kinks ["The Black Album"]
1971 Hit Collection
1971 Kinks Greatest Hits
1971 Golden Hour of The Kinks
1972 The Kink Kronikles
1973 Lola
1973 The Great Lost Kinks Album
1973 Golden Hour of The Kinks Vol. 2
1974 Lola, Percy and the Apeman Come Face to Face With the Village Green Preservation Society... Something Else
1975 The Pye History of British Pop Music: The Kinks
1976 The Kinks' Greatest: Celluloid Heroes
1977 The File Series: The Kinks
1978 20 Golden Greats #19 UK,
1980 Spotlight on The Kinks
1980 You Really Got Me
1980 Second Time Around
1981 Hit Station
1983 The Kinks Collection
1983 Candy From Mr Dandy
1983 Dead End Street: Kinks Greatest Hits
1984 20th Anniversary Box Set
1984 Kinks Kollectables
1984 The Kinks: A Compleat Collection
1984 The Kinks: A Compleat Collection - 20th Anniversary Edition
1985 Backtrackin': The Definitive Double-Album Collection
1986 Come Dancing With The Kinks: The Best of 1977-1986
1987 The Kinks Are Well Respected Men
1987 The Kinks Hit Singles
1988 Kinks-Size / Kinkdom
1989 25 Years - The Ultimate Collection
1989 Best of The Kinks 1964-65
1989 From 64 to 70
1989 PRT Collector
1989 The Kinks Greatest Hits
1989 The Ultimate Collection #35 UK,
1990 Fab Forty
1990 The EP Collection
1991 The Complete Collection
1991 You Really Got Me
1991 Lost & Found (1986-89)
1992 The Kinks
1992 The Kinks Story Vol. 1: 1964-1966
1992 The Kinks Story Volume 2: 1967-1971
1992 The Kinks - The Collection
1992 The EP Collection Vol. Two
1993 Gold (Greatest Hits)
1993 The Definitive Collection: The Kinks Greatest Hits
1994 Preservation - A Play in Two Acts
1994 The Best of: 20 Classic Tracks
1994 You Really Got Me: The Very Best of The Kinks
1995 The Story of the Kinks
1995 Tired of Waiting for You
1995 The Kinks Remastered
1996 The Kinks
1997 Greatest Hits Vol. 1 & Vol. 2 Pop Legends
1997 The Very Best of: 25 Original Recordings
1997 The Singles Collection
1998 God Save The Kinks, Vol. 1
1998 God Save The Kinks, Vol. 2
1998 God Save The Kinks, Vol. 3
1998 Limited Edition Compilation: Music From the First Four Velvel Reissues
1998 It's The Kinks
1998 Limited Edition Compilation 2
1998 The EP Collection
1999 Greatest Hits
1999 Limited Edition Compilation 3
2000 You Really Got Me: The Best of The Kinks
2000 The EP Collection Vol. 2 (box set)
2001 BBC Sessions 1964 - 1977 (2CD set)
2001 The Marble Arch Years
2002 The Ultimate Collection
2005 The Pye Album Collection (10 CD box set)
2008 Picture Book (6 CD box set)

Ray Davies - Solo
1985 Return to Waterloo
1998 The Storyteller
2006 Other People's Lives
2007 Working Man's Café
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Jeff Beck Discography [Artist HIJK]

Jeff Beck01-01.jpg

Jeff Beck
ジェフ・ベック(Geoffery Arnold "Jeff" Beck, 1944年6月24日 - )は、 イギリス・サリー州ウェリントン出身のギタリスト。ロック界最高峰の天才ギタリストのひとりであり、また エリック・クラプトン、ジミー・ペイジとともに英国ロックの3大ギタリストとも称されている。

Jeff Beck - Brush With The Blues



ジェフ・ベックは1944年6月24日、イギリスのサリー州ウェリントンに生まれた。工員をしていたベックが初めてのバンドを組むのは1962年、18歳の頃だった。ザ・ナイト・シフトを結成したベックは、フェアグラウンドでのギグをはじめとしてライヴ活動を開始。当時バンドはエディ・コクランやジーン・ヴィンセントといったロックンロールの名曲などを演奏していた。またこの頃、ベックは妹の紹介でジミー・ペイジと出会っている。

1963年夏、ジェフ・ベックはシリル・デイヴィス率いるオールスターズに参加。メンバーはニッキー・ホプキンス(p)、クリフ・バートン(b)、カーロ・リトル(ds)といったプロのメンバーにまじり、初めてレコーディングを体験。その直後にはトライデンツというバンドに参加し、ロンドンの名門クラブ、マーキーやクラブ100といったハコに出演。ジミー・ペイジが在籍したニール・クリスチャン&ザ・クルセイダーズ、ロン・ウッド在籍のバーズ(Birds)などの前座を務めた。

既にフィードバック奏法をマスターしつつあったジェフ・ベックは、そのギター・テクニックがいたるところで評判を呼び、65年3月、ジミー・ペイジの紹介で伝説的なあのヤードバーズに参加。キース・レルフ(vo)、クリス・ドレジャー(g)、ポール・サミュエル・スミス(b)、ジム・マッカーティ(ds)からなるヤードバーズは、その直前まで在籍していたエリック・クラプトンに代わる後任のリード・ギタリストを探していたところだった。

ベックが加入したヤードバーズは、さっそくライヴ活動を開始し、65年8月には初の全米公演を実現。またその間にはアルバム「For Your Love」による、正式な米国デビューを果たし、"Heart Full Of Soul (ハートせつなく)"、"Evil Hearted You (いじわるっ娘)"などのシングル・ヒットも放って、一躍その名を世界中に知らしめることになる。

フォー・ユア・ラヴ+7(K2HD/紙ジャケット仕様)

フォー・ユア・ラヴ+7(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ザ・ヤードバーズ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/09/06
  • メディア: CD

ヤードバーズは、65年暮れに「Having A Rave Up」、66年8月には「Over Under Sideways Down」を発表し、より知名度を高めたが、その間の66年春にベックが、突如骨髄膜炎で入院、さらに夏に扁桃腺炎に罹り、秋にはそれを再発させて入院するという騒ぎもあった。またこの頃、ヤードバーズはミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画「欲望(Blow Up)」に出演。この撮影中に、ベックはギターを壊すほどの熱演をするが、その直後に行った公演中、またもや高熱のために倒れて入院。ヤードバーズにはすでにジミー・ペイジが加入していたこともあり、66年暮れにベックは健康上の理由からバンドを正式に脱退。それと同時に、彼はプロデューサーのミッキー・モストとソロ・レコーディング契約を交わした。

ハヴィング・ア・レイヴ・アップ+16(K2HD/紙ジャケット仕様)

ハヴィング・ア・レイヴ・アップ+16(K2HD/紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ザ・ヤードバーズ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2006/09/06
  • メディア: CD

Over Under Sideways Down

Over Under Sideways Down

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Repertoire
  • 発売日: 2002/11/18
  • メディア: CD

67年に入ってジェフ・ベックは、自らヴォーカルも担当したソロ・シングル"Hi Ho Silver Lining"を発表。これが全英14位となるヒットを記録し、自らのバンドを率いてライヴ活動も開始。その間には"Tallyman"(全英30位)、"Love Is Blue (恋は水色)"(全英23位)といったシングル・ヒットも放った。このソロ時代の曲は、第一期ジェフ・ベック・グループ時代の未発表曲などと共に、1971年に発表された「The Best Of Jeff Beck」に収録されることになる。

The Best of Jeff Beck

The Best of Jeff Beck

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2008/06/04
  • メディア: CD

68年春、ソロ時代に関わった面々を中心に、第一期ジェフ・ベック・グループを結成。ロッド・スチュワート(vo)、ロン・ウッド(b)、ミッキー・ウォーラー(ds)という布陣で制作されたアルバム「Truth」を、同年8月に発表。

Truth

Truth

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2006/10/10
  • メディア: CD

それと前後してアメリカを中心にツアーも行なったが、69年2月に突如ロン・ウッドとミッキー・ウォーラーが脱退。新たにトニー・ニューマン(ds)、ダグラス・レイク(b)、それにニッキー・ホプキンス(p)を迎えたが、ダグラスは僅か1ヶ月でクビになり、改めてロン・ウッドを迎え入れ、次なるアルバムを制作。その「Cosa Nostra Beck-Ola」は同年の6月に発表され、大反響を呼んだ。

Beck-Ola

Beck-Ola

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 2006/10/10
  • メディア: CD

その後グループは、アメリカ・ツアーを行ない、レッド・ツェッペリンとの共演も実現。ところがその人気にあてられ、そのショックから第一期ジェフ・ベック・グループはいきなり解散してしまう。
その2ヶ月後、ヴィンス・マーテルの急病により、予定していた活動が出来ずに困りはてていたヴァニラ・ファッジに、その代役として参加したベックは、そのメンバーであるカーマイン・アピス、ティム・ボガートと意気投合。すぐにニュー・グループ結成を計画したが、69年11月、ベックはロンドンで自ら運転中に大事故を起こし、全治3ヶ月の重傷を負ったため、その計画は実現しなかった。

70年2月に退院したベックは、エルトン・ジョンのバンドやロード・サッチのステージなど、数々のセッションにゲスト参加したが、この間にバーミンガムで出会ったコージー・パウエルと共に、新たなグループの結成を計画。コージー(ds)をはじめ、ボブ・テンチ(vo)、クライヴ・チェイマン(b)、マックス・ミドルトン(key)と共に、1971年夏、第二期ジェフ・ベック・グループを結成。同年10月にはアルバム「Rough And Ready」を発表した。

ラフ・アンド・レディ

ラフ・アンド・レディ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/01/18
  • メディア: CD

Jeff Beck Group - Situation



第一期のヘヴィでソウルフルなものに加えてベックのフィードバックを生かし、後にジャズ・フージョンと呼ばれたようなスタイルも取り入れた、多彩な演奏を繰り広げた第二期ジェフ・ベック・グループは、商業的にも成功し、72年5月に発表された別名「オレンジ」とも言われるアルバム「Jeff Beck Group」を発表。

ジェフ・ベック・グループ

ジェフ・ベック・グループ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/01/18
  • メディア: CD

全米19位とかなりの好セールスを記録したが、その後、コージー・パウエルが抜けたのをきっかけに、さらにボブ・テンチ、クライヴ・チェイマンも相次いで脱退。それに代わり元ヴァニラ・ファッジ、その当時はカクタスに在籍していたカーマイン・アピス(ds, vo)、ティム・ボガート(b, vo)を呼び寄せ、グループ活動を続行したが、マックス・ミドルトンの脱退と同時に、第二期ジェフ・ベック・グループでの活動に終止符を打ち、72年9月、ベックはカーマイン・アピス、ティム・ボガートとの3人で、かつて計画したバンドの結成を実現。ベック・ボガート&アピス(以下BBA)が誕生した。

73年2月、アルバム「Beck, Bogert & Appice」を発表。アルバムはチャートで全英28位、全米12位を獲得。スティーヴィ・ワンダーが提供したことでもしられる"Superstition (迷信)"のヒットで、一躍注目を浴びた彼らは、クリーム以来の強力なトリオ・バンドとして高い評価を受け、同年5月には初来日。

ベック・ボガート&アピス

ベック・ボガート&アピス

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/01/18
  • メディア: CD

この公演の模様は日本でのみ発売されたライヴ・アルバム「ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン(Live In Japan)」で聴くことができる。

ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン

ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/01/18
  • メディア: CD

評価の高かったBBAだが、この前後にスティーヴィ・ワンダーの「Talking Book」やバッジャーの「White Lady」 、UPPの「UPP」など、いくつかのアルバムにゲスト参加したベックは、またもやグループを解散させ、気まぐれともいえる行動をとる。そんなこともあり、この頃ミック・テイラーが脱退したローリング・ストーンズに、その後任としてベックが加入するという噂までも流れたが、結局実現しなかった。この時期を最後に、バンドの名前を掲げて活動するのをやめてしまう。

ソロ・アーティストとなったジェフ・ベックは、75年に初のソロ・アルバムを制作。フィル・チェン(b)、リチャード・ベイリー(ds)、そしてかつてジェフ・ベック・グループに在籍していたマックス・ミドルトン(key)らが参加。「Blow By Blow (ギター殺人者の凱旋)」は同年5月に発表され、凄絶なギター・インストゥルメンタル・アルバムは、全米4位を記録するヒット、後のジャズ・フージョン時代の幕開けを告げる作品となった。

ブロウ・バイ・ブロウ

ブロウ・バイ・ブロウ

  • アーティスト: ジェフ・ベック
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/01/18
  • メディア: CD

この後、幾度となくメンバーを入れ替えながらライヴを行っていったベックは、スタンリー・クラークやジョン・マクラフリンらとも交友を深めていく。そして76年6月、前作の続編とも言うべき「Wired」を発表。マックス・リチャードに加え、ウィルバー・マスコム(b)、さらにはヤン・ハマー(key)、ナラダ・マイケル・ウォルデン(key, ds)などをゲストに迎えて制作されていた。前作以上にシャープでメタリックな内容となったサウンドを展開。

ワイアード

ワイアード

  • アーティスト: ジェフ・ベック
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD

来日やワールド・ロック・フェスティバル、秋にはヤン・ハマー・グループの全米ツアーにジョイント。この時の模様はライヴ・アルバムとして収録され、77年3月、「Jeff Beck With Jan Hammer Group Live」という形でリリースされる。

ライヴ・ワイアー

ライヴ・ワイアー

  • アーティスト: ジェフ・ベック
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD

78年に入るとジェフ・ベックは、スタンリー・クラークに急接近。ベックのアルバムこそなかったものの、彼はスタンリー・クラークの「Modern Man」、「I Wanna Play For You」といったアルバムにゲスト参加。

I Wanna Play for You

I Wanna Play for You

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special MKTS.
  • 発売日: 2008/04/01
  • メディア: CD

同年11月には、サイモン・フィリップス(ds)、トニー・ハイマス(key)を従えたジェフ・ベック・グループ・with・スタンリー・クラークとして来日公演も実現させた。
80年3月、ヤン・ハマー、サイモン・フィリップス、トニー・ハイマス、モー・フォスター(b)を迎え入れて制作したアルバム「There And Back」を発表。ワールド・ツアーで同年12月には4度目の来日を果たしている。

ゼア・アンド・バック

ゼア・アンド・バック

  • アーティスト: ジェフ・ベック
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD

この後81年から84年暮れまでのおよそ4年間、しばらくジェフ・ベックはソロとしての活動を休止。その間、コージー・パウエルの「Tilt」、スタンリー・クラーク、ティナ・ターナー、ボックス・オブ・フロッグス、あるいはロバート・プラント(元レッド・ツェッペリン)によるプロジェクト、ハニードリッパーズなどの作品にゲスト参加する。
一方、アムネスティ・インターナショナルへの資金援助を目的とするイベント「The Secret Policeman’s Other Ball」、多発性脳脊髄硬化症という難病に犯されてしまったロニー・レイン(元フェイセズ)救済のためのチャリティ・イベント「The Arms Concert」などにも出演。84年には途中でケンカ別れしたため7回の公演のみとなってしまったが、ロッド・スチュワートの全米ツアーへの参加など、様々な活動を展開した。

85年、ベックはようやく自身のアルバム制作に着手。6月にリリースされた「Flash」は、ナイル・ロジャースとアーサー・ベイカーをプロデューサーに起用したほか、ヤン・ハマー、カーマイン・アピス、トニー・ハイマス、さらにはロッド・スチュワートまでがゲスト参加。収録曲"Escape"がグラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を受賞。また"People Get Ready"(全米48位)での、旧友ロッド・スチュワートとの共演がMTV等で話題になった。

フラッシュ

フラッシュ

  • アーティスト: ジェフ・ベック
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD

86年以降しばし沈黙したジェフ・ベックは、88年暮れに映画「ツインズ(Twins)」のサウンドトラックに参加。ソロ・ナンバーのほか、ニコレット・ラーソン、アンドリュー・ローチフォードらをヴォーカルに起用した曲など3曲を提供。

ツインズ (ユニバーサル・セレクション2008年第9弾) 【初回生産限定】 [DVD]

ツインズ (ユニバーサル・セレクション2008年第9弾) 【初回生産限定】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD

この時にベックのバックを担当したテリー・ボジオ(ds)、トニー・ハイマス(key)の2人を、そのまま従えて久しぶりソロ・アルバムを制作。89年8月、90年代版の「Wired」とも評価されたギター・インストゥルメンタル・アルバム「Guitar Shop」を発表。この作品はグラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を受賞。それと同時期に5度目の来日公演。

ギター・ショップ

ギター・ショップ

  • アーティスト: ジェフ・ベック
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/02/22
  • メディア: CD

さらにマルコム・マクラーレンのアルバム「Waltz Darling : Mclaren & The Bootzilla Orchestra」にゲスト参加し、これも話題を呼んだ。

Waltz Darling

Waltz Darling

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1993/04/08
  • メディア: CD

1993年、オーストラリアのテレビ映画「フランキーズ・ハウス(Frankie's House)」のサウンドトラックに参加。(Jeff Beck & Jed Leiber)

Frankie's House

Frankie's House

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1993/01/12
  • メディア: CD

またベックのルーツであるジーン・ヴィンセント&ザ・ブルー・キャップスを彷彿とさせる作風の、ビッグ・タウン・プレイボーイズとの連名アルバム「Crazy Legs」を6月に発表。

クレイジー・レッグス

クレイジー・レッグス

  • アーティスト: ジェフ・ベック
  • 出版社/メーカー: ANONYMOUS DESIGN
  • 発売日: 2006/06/21
  • メディア: CD

一方で90年代のベックは、ジョン・ボン・ジョヴィのソロ・アルバム「Blaze Of Glory」(90)を皮切りに、バディ・ガイ、スパイナル・タップ、ロジャーウォーターズ、ケイト・ブッシュ、ポール・ロジャース、ジョン・マクラフリンといったアーティスト達の作品に参加。さらに「カウボーイ・ウェイ(The Cowboy Way)」(94)、「リトル・ビッグ・フィールド(Little Big League)」(94)といった映画サントラ作品といったところでもベックのギターは活躍した。


Little Big League [DVD] [Import]

Little Big League [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD

90年代を通して自身のソロ・アルバムを発表しなかったジェフ・ベックだが、99年3月、アルバム「Who Else!」発表。サイドギターにマイケル・ジャクソンのツアーなどに参加した経歴のある凄腕女性ギタリストのジェニファー・バトゥンを起用し、打ち込みを多用したテクノサウンドがメインのアルバムとなった。直後の同年5~6月には来日公演も行われた。

フー・エルス!

フー・エルス!

  • アーティスト: ジェフ・ベック,ジェフ・ベック,ドナル・ラニー,トニー・ハイマス,ジェニファー・バトン,ヤン・ハマー
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/06/21
  • メディア: CD

2000年11月には、前作のテクノロック路線をさらに押し進め、日本先行リリースでアルバム「You Had It Coming」をリリース。この直後の12月に再び来日を果たしている。

ユー・ハッド・イット・カミング

ユー・ハッド・イット・カミング

  • アーティスト: ジェフ・ベック,ジェフ・ベック,ジェニファー・バッテン,モーガンフィールド,ニティン・サウニー,アンディ・ライト,アイデン・ラブ,ランディ・ホープ・テイラー,スティーブ・アレクサンダー
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/06/21
  • メディア: CD

2003年、自身の名前を冠したアルバム「Jeff」をリリース。プロツールスを使用した大胆なドラムンベースを大幅に導入し、ギターサウンド自体も過激になっており、前2作のサウンドをさらにアグレッシヴにしたアルバム。制作時59歳と還暦を目前にして、音楽的挑戦を止めないジェフの姿勢、老いることを忘れたかのような若々しい感性にファンの評価も高いものとなった。

ジェフ

ジェフ

  • アーティスト: ジェフ・ベック
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2006/06/21
  • メディア: CD

2003年9月、ロイヤル・アルバート・ホールでのデビュー40周年記念コンサートを行う。同年インターネット上でのみオフィシャルブートレグというかたちで、ライヴ・アルバム「Live at BB King Blues Club」を販売。この作品は2005年の来日に併せて「ライブ・ベック! (Jeff Beck Live)」のタイトルでリリース。1977年以来のライヴ・アルバムとなり、"Freeway Jam" や"Scatterbrain"といった往年の名曲も収録されている。

ライヴ・ベック!

ライヴ・ベック!

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2005/06/29
  • メディア: CD

2006年は世界ツアーを行い、日本ではウドー・ミュージック・フェスティバルに参加。会場で発売されていたライヴ・アルバムが後に「Official Bootleg USA '06 (ライブ・ベック'06)」としてリリース。ヴィニー・カリウタ(ds)など腕利きのミュージシャンを起用し、ヴォーカリストを含む曲はカットされているものの、久しぶりに(ベースを含む)バンドでのベックのプレイが楽しめる内容になっている。

ライヴ・ベック’06

ライヴ・ベック’06

  • アーティスト: ジェフ・ベック
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2007/05/23
  • メディア: CD

2008年、ライヴ・ベック・シリーズ第3弾「Performing This Week... Live at Ronnie Scott's」をリリース。2007年11月27~12月1日、5日間、計6回、60年代からの伝説的なジャズ・クラヴで世界的にも有名なロンドンの、ロニー・スコッツ・クラヴにて行われた、ジェフ・ベックのライヴ・パフォーマンスから厳選されたテイクをCD化。ジェフの近年のライヴをCD化した「ライヴ・ベック」、「ライヴ・ベック06」の2作品はいずれも各30000枚を突破しており、ライヴに非常に定評のあるジェフ・ベックの最新ライヴCD。

ライブ・ベック3~ライブ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ

ライブ・ベック3~ライブ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: SMJ(SME)(M)
  • 発売日: 2008/11/26
  • メディア: CD


Beckology (1991)

Beckology

Beckology

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony Japan
  • 発売日: 1998/02/24
  • メディア: CD

The Best of Beck (1995)

The Best of Beck

The Best of Beck

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Epic
  • 発売日: 1995/08/15
  • メディア: CD

Original Album Classics (2008)

Original Album Classics

Original Album Classics

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony/BMG
  • 発売日: 2008/07/22
  • メディア: CD


Jeff Beck Group
Truth 1968
Beck-Ola 1969
Rough and Ready 1971
Jeff Beck Group 1972

Beck, Bogert & Appice
Beck, Bogert & Appice 1973
Beck, Bogert & Appice Live in Japan 1974

Solo
Hi Ho Silver Lining / Beck's Bolero 1967 single
Tallyman (song) / Rock My Plimsoul 1967 single
Love Is Blue / I've Been Drinking 1967 single
Blow by Blow 1975
Wired 1976
Jeff Beck With the Jan Hammer Group Live 1977
There and Back 1980
Flash 1985
Jeff Beck's Guitar Shop 1989
Jeff Beck & Jed Leiber - Frankie's House 1992 (Soundtrack)
Who Else! 1999
You Had It Coming 2001
Jeff 2003
Live At BB King Blues Club 2006
(recorded 09/10/2003; originally sold only through Sony's online store in 2004)
Official Bootleg USA'06 (originally sold through Beck's site)
Performing this week... Live at Ronnie Scott's 2008

Big Town Playboys
Crazy Legs 1993

Compilations
Beckology (3 disc) 1991
Best of Beck 1995
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King Crimson Discography [Artist HIJK]

King Crimson05-01.jpg

King Crimson
キング・クリムゾン (King Crimson) は、イギリスのプログレッシブ・ロック・バンド。ピンク・フロイドやイエスなどとともにプログレッシヴ・ロックの代表格として数え上げられる。日本では俗に「クリムゾン」と呼ばれることが多いが、本国ファンにはCrimso(クリムソ)と呼ばれている。その中心となるロバート・フリップの独特の思考法や、はっきりとしたテーマを掘り下げた音楽的探求の手法は、現在も他に類をみないスタイル。
クリムゾンが伝説として語られる要因は、彼らが現れた60年代後期から70年代初期の時期にかけて、彼らの音楽がロックの概念自体を揺るがすような刺激に満ちていた、ということが挙げられる。

King Crimson - 21st Century Schizoid Man



キング・クリムゾンの母体となるジャイルズ・ジャイルズ&フリップが結成されたのは、1967年のことだった。英ボーンマスのカレッジに通いつつ、またパブでアルバイトをしながらリーグ・オブ・ジェントルメンで活動していたロバート・フリップ。後にクリムゾンの中心となる彼は、かの地でトレンドセッターズ・リミテッドというバンドに在籍したマイケルとピーターのジャイルズ兄弟と出逢いリハーサルを開始。その年の秋に、三人はロンドンに進出するが、たいした仕事を得ることもなく、レストランでシンガーのバック・バンドを務めるといった活動に留まった。

1968年に入りジャイルズ・ジャイルズ&フリップと名乗るようになった彼らは、間もなくデッカ・レコードとの契約に漕ぎ着けた。6月には元インフィニティのイアン・マクドナルドと、その恋人であるジュディ・ダイブル(元フェアポート・コンヴェンション)がグループに加わりレコーディング。9月に早くもアルバム「Mcdonald & Giles」を発表したが、この直後ジュディが抜け、イアンの友人で元インフィニティのピート・シンフィールドが加入している。

Mcdonald & Giles

Mcdonald & Giles [HDCD]

Mcdonald & Giles [HDCD]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 2002/08/19
  • メディア: CD

ピート・シンフィールドの提案でキング・クリムゾンと改名することを決めたグループだったが、この頃ピーター・ジャイルズが脱退、新たに元ゴッズのグレッグ・レイクが加入している。そして翌1969年に入りいよいよクリムゾンの歴史が始まる。

1969年初頭からリハーサルを重ねたクリムゾンは、同時期にEGミュージックに籍を置くことになった。また春までに彼らは二度のギグを行い、その凄まじく斬新なプレイで音楽関係者の間で大評判を得るのだった。そして彼らは当初トニー・クラークのプロデュースによりデビュー・アルバムのレコーディングを開始。この時は結果的にトニーが手に余るグループ、として手をひき、録音が中断されたため、夏ごろからセルフ・プロデュースにて録音をやり直している。

1969年10月デビュー・アルバム クリムゾン・キングの宮殿(In The Court Of The Crimson King) はリリースされた。狂気すら滲む名曲“21世紀の精神異常者”などを収録した本作は発表当初から各方面にて高い評価を得た。そして70年2月、あのビートルズ アビー・ロード を押さえ、全英チャート首位に。早くもキング・クリムゾンは来るベきプログレッシヴ・ロックの時代を代表するグループとなったのだった。

In The Court Of The Crimson King (1969)

In the Court of the Crimson King

In the Court of the Crimson King

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHD
  • 発売日: 2005/02/22
  • メディア: CD

「In The Court Of The Crimson King」発表後、グループは全英、そして全米ツアーに出る。しかしこのアメリカ・ツアーでの体験に大きなプレッシャーを感じたイアンとマイケルがロス滞在時にツアー終了時の脱退を表明。ロバート・フリップはこの時自分が抜けるので二人にグループを続けるよう説得したと言われているが、帰国後結局二人は脱退。またこの頃からグレッグ・レイクが渡米時に意気投合したキース・エマーソンとグループを結成するのでは(後のEL&P)、という噂が流れ始める。

セカンド・アルバムの制作に着手し始めたフリップとシンフィールドは、グループのメンバーが流動的なこともあって、英ジャズの俊英、キース・ティペット(p)、ピーターとマイケルのジャイルズ兄弟、メル・コリンズ(sax,fl)、キューピッド・インスピレーションのゴードン・ハスケルを迎え入れて、「In The Wake Of Poseidon」をレコーディング。同作は1970年5月にリリースされた。しかしこの作品発表前にグレッグ・レイクがかねてから噂のあったEL&P結成のために脱退。マイケル、ピーターのジャイルズ兄弟もイアン・マクドナルドとのマクドナルド&ジャイルス結成のために、フリップのもとを去っていった。

In The Wake Of Poseidon (1970)

In the Wake of Poseidon

In the Wake of Poseidon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHD
  • 発売日: 2005/03/15
  • メディア: CD

流動的な形態というグループの形を早くも見せ始めたクリムゾンは、1970年12月に3rdアルバム「Lizard」を発表。ここでのメンバーはフリップ、シンフィールドという両巨頭に、メル・コリンズ、ゴードン・ハスケル、アンドリュー・マカロック(ds)という顔ぶれで、更に多数のゲストを迎えて完成させている。しかしアルバム発表の二日後にハスケルがソロへ転身、次いでマカロックがグリーンスレイド結成のため脱退。

Lizard (1970)

Lizard

Lizard

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHD
  • 発売日: 2005/09/27
  • メディア: CD

1971年の年明け前後に、クリムゾンはオーディションを行い新たな人選を行う。加わったのは元ニール・イネス・ワールドのイアン・ウォーレス、新人のボズ・バレル(vo,b)の二人。なおボズ・バレルもともとヴォーカリストとして起用したにも関わらず、同時期に加入したリック・ケンプ(b)が二回のリハーサルのみで脱退してしまったため、急遽ベーシストの座に就くことになった。
メンバーを整えたクリムゾンは1971年にライヴ活動を再開。欧米ツアーを廻りながら、その最中にレコーディングされた通算4thアルバム「Island」を同年12月にリリース。

Islands (1971)

Islands

Islands

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHD
  • 発売日: 2005/09/27
  • メディア: CD

翌1972年2月~4月に米ツアーを再度行った彼らは、そのツアーの際に録音されたライヴ音源をライヴ作「Earthbound」として英国で6月にリリースもしたが、これは音質が劣悪だったため米国のレーベル、アトランティックが発売拒否、また日本でも当初は発表されず終いだった(後にリリースされている)。
この出来事と前後するが、「Island」発表時点で初期クリムゾンにおけるコンセプチュアルな部分で重要な役割を果たしたピート・シンフィールドが脱退。また米国でのツアーを終えたクリムゾンからコリンズ、バレル、ウォーレスの三人も脱退している。

Earthbound (1972)

Earthbound

Earthbound

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHD
  • 発売日: 2006/05/23
  • メディア: CD

グループ内の軋轢からグループが分解された状態となったキング・クリムゾンは、しかしフリップを中心に再編される。元イエスのビル・ブラッフォード(ds,perc)、元ファミリーで旧友のジョン・ウェットン (b,vo)、元リングスのデヴィッド・クロス(vln,key)、元アサガイ、サンシップのジェイミー・ミューア(perc)、そして作詞担当として、ウェットン の旧友リチャード・パーマー・ジェイムズが加入。

強力な布陣となったクリムゾンは1973年3月に「Lark's Tongues In Aspec」を発表。同作は高い評価を受けたが、前年の1972年11月からスタートしていた英ツアー中の1973年2月(アルバム発表前)にミューアがライヴ・ステージから転落、ツアーの残りを4人で務めるというアクシデントもあった。結局ミューアはグループを脱退。そのまま音楽の世界から離れたと言われている。

Larks' Tongues In Aspic (1973)

Larks' Tongues in Aspic

Larks' Tongues in Aspic

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHD
  • 発売日: 2005/09/13
  • メディア: CD

1973年暮れにツアーを終了した4人は、次作の制作に入り、翌1974年3月に「Starless And Bible Black」を発表。欧・米ツアーに入るが、7月のニュー・ヨーク公演を最後にデヴィッド・クロスが脱退。結果、グループは7月から残りの三人で新作のレコーディングに入る。イアン・マクドナルドやメル・コリンズといった元メンバー達に加え、ロビン・ミラーらといったゲスト陣を迎え、作品は完成。その作品「Red」は1974年10月に発表された。

Starless And Bible Black (1974)

Starless and Bible Black

Starless and Bible Black

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline
  • 発売日: 2005/07/19
  • メディア: CD

Red (1974)

Red

Red

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: World Entertainment Inc.
  • 発売日: 2005/06/28
  • メディア: CD

しかしここでフリップが突然の解散表明。キング・クリムゾンの歴史は6年ほどで一旦幕を閉じることとなった。またその解散後には1974年の全米ツアーの模様を収録したライヴ・テイクに、エディ・ジョブソンのプレイをオーヴァーダビングして作られたライヴ・アルバム「USA」が発表されたり(1975)、ベスト盤「新世代の啓示:キング・クリムゾン・ベスト(Young Person's Guide To…)」 が1976年にリリースされたりしている。

USA (1975)

USA: 30th Anniversary Edition

USA: 30th Anniversary Edition

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline
  • 発売日: 2006/05/23
  • メディア: CD

King Crimson-lp-01.jpg

キング・クリムゾン解散後、ロバート・フリップは、さまざまなアーティスト達との交流やソロ活動を経て、かつて在籍したグループと同じ名を持つリーグ・オブ・ジェントルメンなるセッション的なグループで活動した後、頭の中に着々と構想されていた新たな試みを実行に移すべく、1981年年明けからメンバー集めを開始。ブラッフォード、エイドリアン・ブリュー(g,vo)、トニー・レヴィン(b)というメンツでディシプリンを結成し、活動を始める。もともとはクリムゾンを名乗るつもりはなかったというこのグループだが、1981年4月のライヴを皮切りにその後行われた欧ツアーの中で、グループ名をキング・クリムゾンと改めた。

新生キング・クリムゾンは、1981年10月にアルバム「Disipline」を発表。ギター・ミュージックに拘った新たなアプローチによるサウンドで話題を呼んだ。その後クリムゾンは1982年に「Beat」、1984年には「Three Of A Perfect Pair」を発表。
しかしこの作品発表後、ツアーを行っていたクリムゾンは、帰国後フリップによってあっさりと解散宣告。理由は自らの打ち立てたコンセプトが作品としてまっとうされた、というようなもの。またこの解散後の1986年にはベスト盤 「The Compact King Crimson」がリリースされている。

Discipline (1981)

Discipline

Discipline

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline
  • 発売日: 2005/06/28
  • メディア: CD

Beat (1982)

Beat

Beat

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 2005/09/13
  • メディア: CD

Three Of A Perfect Pair (1984)

Three of a Perfect Pair: 30th Anniversary

Three of a Perfect Pair: 30th Anniversary

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHD
  • 発売日: 2006/03/14
  • メディア: CD

The Compact King Crimson (1986)

The Compact King Crimson

The Compact King Crimson

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eg
  • 発売日: 1986/12/08
  • メディア: CD

一時期は、フリップの妻トーヤとのプロジェクト、サンディ・オール・オーヴァー・ザ・ワールド、あるいはクリムゾン加入が噂された元ジャパンのデヴィッド・シルヴィアンとのシルヴィアン・フリップ辺りが次期のキング・クリムゾンに発展していくかに思われたが、結果的にそれは1994年1月の正式な復活表明によって覆された。第七期とされる新生キング・クリムゾンは、フリップのほか、エイドリアン・ブリュー、ビル・ブラッフォード、トニー・レヴィンに加え、ギター・クラフトというフリップ主宰のギター・スクールやオール・オーヴァー・ザ・ワールドにも関わっていたトレイ・ガン(g,b)、元Mr.ミスターのパット・マステロット(当初はジェリー・マロッタが予定されていた)という6人から成り、ギター、ベース(スティック)、ドラムスが各二名づつという「ダブル・トリオ」の編成だった。

1994年、編集盤の「Concise King Crimson」リリースと同時期にミニ・アルバム「Vroom」をリリースし、再始動した90年代のクリムゾンは、翌1995年3月に早くもフル・アルバム「Thrak」を発表。
同4月からワールド・ツアーを開始した彼らは、前年の1994年10月にアルゼンチンで行われたステージをDATで録音したというライヴ作「B'Boom: Official Bootleg」をそのツアーの最中10月にリリース。

The Concise King Crimson (1994)

The Concise King Crimson

The Concise King Crimson

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 1993/10/01
  • メディア: CD

Vrooom (1994)

Vrooom

Vrooom

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Universal Japan
  • 発売日: 1994/11/08
  • メディア: CD

THRAK (1995)

THRAK

THRAK

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHD
  • 発売日: 2006/03/14
  • メディア: CD

B'Boom: Official Bootleg - Live In Argentina 1994 (1995)

B'Boom: Official Bootleg - Live In Argentina 1994

B'Boom: Official Bootleg - Live In Argentina 1994

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline
  • 発売日: 1995/08/22
  • メディア: CD

90'sクリムゾン作品は1996年に発表された「Thrakattak」(スラック(Thrak) のインプロだけ抜粋して構成された作品)に留まり、あとは過去の音源が発掘リリースされたりした。

Thrakattak (1996)

Thrakattak

Thrakattak

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline
  • 発売日: 1997/06/16
  • メディア: CD

The Nightwatch (1997)

Night Watch

Night Watch

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Victor
  • 発売日: 1998/01/13
  • メディア: CD

Absent Lovers: Live in Montreal 1984 (1998)

Absent Lovers: Live in Montreal 1984

Absent Lovers: Live in Montreal 1984

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Victor
  • 発売日: 2007/09/25
  • メディア: CD

The Deception of the Thrush (1999)

The Deception of the Thrush

The Deception of the Thrush

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline
  • 発売日: 1999/10/26
  • メディア: CD

2000年には「ConstruKction of Light」を発表。

The ConstruKction Of Light (2000)

The ConstruKction of Light

The ConstruKction of Light

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHD
  • 発売日: 2008/01/15
  • メディア: CD

Heavy ConstruKction (2000)

Heavy ConstruKction

Heavy ConstruKction

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline
  • 発売日: 2000/11/07
  • メディア: CD

Vrooom Vrooom (2001)

ヴルーム・ヴルーム(紙ジャケット仕様)

ヴルーム・ヴルーム(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: キング・クリムゾン
  • 出版社/メーカー: WHDエンタテインメント
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: CD

Level Five (2001)

Level Five

Level Five

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Pony Canyon
  • 発売日: 2009/01/13
  • メディア: CD

2002年には「ヌーヴォー・メタル」なる新たなるアプローチを試み、EP「Happy With What You Have To Be Happy With」を発表。新作への布石となった。

Happy With What You Have To Be Happy With (2002)

Happy with What You Have to Be Happy With

Happy with What You Have to Be Happy With

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sanctuary
  • 発売日: 2008/11/18
  • メディア: CD

Ladies of the Road (2002)

Ladies of the Road

Ladies of the Road

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline
  • 発売日: 2002/11/12
  • メディア: CD

2003年、「ヌーヴォー・メタル」の全貌が明らかとなるフル・アルバム「Power To Believe」がリリースされる。

The Power To Believe (2003)

The Power to Believe

The Power to Believe

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: WHD
  • 発売日: 2003/03/04
  • メディア: CD

EleKtriK (2003)

EleKtriK

EleKtriK

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: JVC Victor
  • 発売日: 2009/01/13
  • メディア: CD


The 21st Century Guide to King Crimson, Vol. 1: 1969-1974 (2004)

The 21st Century Guide to King Crimson, Vol. 1: 1969-1974

The 21st Century Guide to King Crimson, Vol. 1: 1969-1974

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: JVC Victor
  • 発売日: 2004/11/09
  • メディア: CD

The 21st Century Guide to King Crimson, Vol. 2: 1981-2003 (2005)

The 21st Century Guide to King Crimson, Vol. 2: 1981-2003

The 21st Century Guide to King Crimson, Vol. 2: 1981-2003

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: JVC Victor
  • 発売日: 2005/10/18
  • メディア: CD

Cirkus: The Young Persons' Guide to King Crimson - Live (2006)

Cirkus: The Young Persons' Guide to King Crimson - Live

Cirkus: The Young Persons' Guide to King Crimson - Live

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Inner Knot
  • 発売日: 2007/04/24
  • メディア: CD

The Condensed 21st Century Guide to King Crimson: 1969-2003 (2006)

The Condensed 21st Century Guide to King Crimson: 1969-2003

The Condensed 21st Century Guide to King Crimson: 1969-2003

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Panegyric
  • 発売日: 2006/11/21
  • メディア: CD

The Great Deceiver, Vol. 1 (2007)

The Great Deceiver, Vol. 1

The Great Deceiver, Vol. 1

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline Global Mobile
  • 発売日: 2007/11/13
  • メディア: CD

The Great Deceiver, Vol. 2 (2007)

The Great Deceiver, Vol. 2

The Great Deceiver, Vol. 2

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Discipline
  • 発売日: 2007/11/13
  • メディア: CD


1969 In The Court Of The Crimson King (クリムゾン・キングの宮殿) 
1970 In The Wake Of Poseidon (ポセイドンのめざめ)
1970 Lizard
1971 Islands
1972 Earthbound
1973 Larks' Tongues In Aspic (太陽と戦慄)
1974 Starless And Bible Black (暗黒の世界)
1974 Red
1975 USA
1981 Discipline
1982 Beat
1984 Three Of A Perfect Pair
1994 Vrooom
1995 THRAK
1995 B'Boom : Live In Argentina
1996 Thrakattak
1997 The Nightwatch
2000 The ConstruKction Of Light
2000 Heavy ConstruKction
2001 Vrooom Vrooom
2002 Happy With What You Have To Be Happy With (しょうがない)
2003 The Power To Believe
2003 EleKtriK
2006 The Condensed 21st Century Guide to King Crimson
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