Lynyrd Skynyrd Discography [Artist LMN]
Lynyrd Skynyrd
レーナード・スキナード はアメリカを代表するのサザン・ロック・バンド。本格的なデビューがオールマン・ブラザーズよりやや遅れたものの、トリプル・ギターやブリティッシュ・ハード・ロックからの影響も感じさせるなど、個性を持ったバンドとして知られている。2006年にはロックの殿堂入りを果たした。
1965年、フロリダ州ジャクソンヴィルのハイスクールに通っていたロニー・ヴァン・ザント(vo)、アレン・コリンズ(g)、ボブ・バーンズ(ds)の3人がスクール・バンドを結成したのが始まり。そんな彼ら3人に事あるごとに「髪を切れ!」とうるさく言っていた体育の教師 Leonard Skinner (レオナード・スキナー)先生で、彼の名前をもじり"Lynayrd Skynyrd"として本格的にグループ活動を行うようになっていった。
ジャクソンヴィルを拠点に南部のクラブでライヴ活動を重ねていた彼らだが、活動の場をジョージア州アトランタへと移した。この頃にはメンバーもほぼ固まり、前述の3人のほか、ゲイリー・ロッシントン(g)、レオン・ウィルクソン(b)が加わっている。当時のアトランタはロック・クラブが盛んで、レイナード・スキナードも「Funocchio's」という小さなクラブにレギュラー出演するようになり、毎晩4ステージをこなしていた。そんな彼らを見てデビューさせたのが、アル・クーパーだった。
アル・クーパーは自身のアルバム「Naked Songs (赤心の歌)」をアトランタのスタジオで、アトランタ・リズム・セクションとレコーディングしたことから始まる。地元のいろいろなロック・クラブに出入りし、その熱気を感じとり、彼が目をつけたのがレイナード・スキナードだった。アル・クーパーはその頃、自らのレーベル「サウンズ・オブ・サウス」の設立を構想中で、そのレーベルのアーティストとして契約することになる。
デビュー・アルバムはアトランタにあるアル・クーパーのスタジオで行なわれた。アルが連れてきた元ストロベリー・アラーム・クロックのメンバーでギタリストのエド・キングも、このセッションに参加。結局、エドはそのままバンドに正式参加することになり、レイナード・スキナードの3人目のギタリストとして加入。7人組となった彼らは1973年、1stアルバム「Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd (レイナード・スキナード)」をリリース。シングル・ヒットはなかったものの、アルバムは全米最高位27位までランクした。デビュー作発表後は、ザ・フーの北米ツアーの前座を務め、各地で大きな喝采を浴びるパフォーマンスを披露し、その名を広めていった。
74年、再びアル・クーパーのプロデュースにより制作された2ndアルバム「Second Helping」をリリース。全米8位を記録し最大のヒットとなったシングル"Sweet Home Alabama"が収録され、アルバムも最高位12位を記録、彼らの出世作となった。
"Sweet Home Alabama"は、ニール・ヤングの"Southern Man"(アルバム「After the Gold Rush」(70)に収録)のアンサー・ソングとして歌われたもので、南部出身の誇り高き彼ららしい曲。また彼らが所属するレコード会社を痛烈に皮肉った"Workin' for MCA"も話題となった。また74年の暮れには1stアルバムから、人気の高かった"Free Bird"がシングル・カットされ、翌75年に全米19位となるヒットを記録するなど、オールマン・ブラザーズ・バンドに続くサザン・ロック・バンドへと着実に歩み始めた。
75年、ドラマーのロバート・バーンズの脱退し、代わりにアーティマス・パイルが加わり、3rdアルバム「Nuthin’ Fancy (ロックの魂)」をリリース。これもまたアル・クーパーのプロデュースで制作された。バート・レイノルズ主演の映画「ロンゲスト・ヤード (The Mean Machine)」挿入曲となった"Saturday Night Special"がヒット(29位)し、アルバムも彼らにとって初のトップ10入りをはたした。
同年、彼らの生みの親であり育ての親であるアル・クーパーがアトランタを離れ、またグループの看板であったトリプル・ギターの一角、エド・キングも突如グループを脱退してしまう。6人組となったレーナード・スキナードは新しいプロデューサーにトム・ダウドを迎え、76年に4thアルバム「Gimme Back My Bullets (不屈の魂)」をリリース。
彼らの絶頂期のステージを収録したのが、76年リリースされた2枚組ライヴ・アルバム「One More From The Road (レイナード・スキナード・ライヴ)」。彼らの第二の故郷ともいえるアトランタ・ファビュラス・フォックス・シアターで収録されたもので、新ギタリスト、スティーヴ・ゲインズが加わっている。アルバムは全米最高位9位。またこの中から"Free Bird"がシングル・カットされ38位まであがるヒットを記録した。
77年、6thアルバム「Street Survivers」をリリース。しかし、このアルバムのリリースされた3日後に、悲劇的な事故が起きてしまう。
1977年10月20日、前夜にサウス・キャロライナ州グリーンヴィルでのライヴを終えたレイナード・スキナードは、自家用機にメンバーとクルーあわせて総勢26名を乗せて、次の公演地、ルイジアナ州バトンルージュへ向かう途中だったが、その飛行機は途中のミシシッピ州ギルズバーグの森林に墜落してしまう。
乗員26名中、20名が奇跡的に生還。しかしヴォーカリストのロニー・ヴァン・ザント、ギタリストのスティーヴ・ゲインズ、スティーヴの妹でバック・コーラスを担当していたキャシー・ゲインズ含む6人は帰らぬ人となった。
ロニー・ヴァン・ザントを失ったバンドは、もはやその活動を展開するすべはなく解散。ゲイリー・ロッシントンとアレン・コリンズはその後、80年にロッシントン・コリンズ・バンド (The Rossington-Collins Band)を結成。80年と82年に2枚のアルバムを残している。
Anytime, Anyplace, Anywhere/This Is the Way
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Bgo - Beat Goes on
- 発売日: 2000/04/11
- メディア: CD
忌まわしい事故から10年後の87年。突然のようにかつての未発表曲を中心に構成されたアルバム「Legend (伝説)」がリリースされた。
飛行機墜落事故の同年にはロニーの弟であるドニー・ヴァン・ザントが率いる 38スペシャル がデビュー、しばらくはレーナード・スキナードの後継を名乗り、コンサートでもレーナード・スキナードの曲を演奏するなどしていた。
しかしこのアルバムに伴い、ロニーのもう一人の弟であるジョニー・ヴァン・ザントがヴォーカル、ギターにランドル・ホールを加え、全米でリユニオン・ツアーを開始。熱狂的なファンの歓迎の中、レーナード・スキナードが再び動き出した。このリユニオン・ツアーは「Southern By The Grace Of God:Lynyrd Skynyrd Tribute Tour」(88)としてリリースされた。
Southern By the Grace of God: Lynyrd Skynyrd Tribute Tour, Vol. 1
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Universal
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
90年代に入ると、新生レイナード・スキナードとして活動を本格化させていく。ドラマーのカスター・ラドウィックを加え、8人組編成のバンドとなった彼らは、アトランティック・レーベルと契約。91年、復活後初のスタジオ録音アルバムとなる 「Lynyrd Skynyrd 1991」をリリース。
93年、アルバム「The Last Rebel」をリリース。
この後メンバー・チェンジを経て、94年、アコースティック・セットで録音された「Endangered Spacies」をリリース。
96年、「Southern Knights」をリリース。
96年、サントラ盤「Freebird :The Movie」をリリース。
Freebird The Movie: Music From The Motion Picture
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: MCA
- 発売日: 1996/08/13
- メディア: CD
97年、スタジオ録音盤「Twenty」をリリース。
98年、97年のツアーの模様を収録したライヴ・アルバム「Lyve」をリリース。
99年、スタジオ盤「Edge Of Forever」をリリース。
00年、「Christmas Time Again」をリリース。
03年、「Vicious Cycle」をリリース。
04年、「Lynyrd Skynyrd Lyve: The Vicious Cycle Tour」をリリース。デビュー30周年を記念して行われた03年7月11日ナッシュビルでのライヴを収録したライヴ・アルバム。往年の名曲から新曲まで披露したグレイテスト・ヒッツ・ライヴ。
07年、「Lyve from Steel Town」をリリース。レーナード・スキナードの再結成後初のライブパフォーマンス。ジョニー・ヴァン・ザント時代のライブ。オリジナル・メンバーはギターのゲーリー・ロッシントン、ピアノのビリー・パウエル、ベースのリオン・ウィルクソンの3人だけになり、2人のギタリストにはリッキー・メドロック(元ブラックフット)とヒューイ・トーマソン(元ジ・アウトローズ)、バックアップ・ボーカルのデイル・クランツ・ロッシントンが参加。
編集、ベスト盤など
Skynyrd's First And... Last (1978)
Gold & Platinum (1979)
The Best of the Rest (1982)
Legend (1987)
Skynyrd's Innyrds (1989)
Skynyrd's Innyrds: Their Greatest Hits
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Mca
- 発売日: 1999/03/20
- メディア: CD
Lynyrd Skynyrd (Box) (1991)
Old Time Greats (1997)
What's Your Name (1997)
Boxed Set (Limited Box + Video) (1997)
The Essential Lynyrd Skynyrd (1998)
Skynyrd's First: The Complete Muscle Shoals Album (1998)
Skynyrd's First: The Complete Muscle Shoals Album
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: MCA
- 発売日: 1998/11/17
- メディア: CD
A Retrospective (1999)
The Millennium Collection: The Best of Lynyrd Skynyrd (1999)
20th Century Masters - The Millennium Collection: The Best of Lynyrd Skynyrd
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: MCA
- 発売日: 2007/01/30
- メディア: CD
Solo Flytes (1999)
All Time Greatest Hits (2000)
Then and Now (2000)
The Collection (2001)
Thyrty: The 30th Anniversary Collection (2003)
Thyrty: The 30th Anniversary Collection
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: UTV
- 発売日: 2003/08/12
- メディア: CD
Then And Now, Vol. 2 (2005)
Gold (2006)
Ultimate Collection (2006)
Collector's Edition (2007)
The Millennium Collection Live (2007)
20th Century Masters - The Millennium Collection Live
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Geffen
- 発売日: 2007/07/24
- メディア: CD
Greatest Hits (2008)
Playlist Plus (2008)
The Definitive Collection (2008)
Studio albums
1973 Pronounced Leh-Nerd Skin-Nerd
1974 Second Helping
1975 Nuthin' Fancy
1976 Gimme Back My Bullets
1977 Street Survivors
1991 Lynyrd Skynyrd 1991
1993 The Last Rebel
1997 Twenty
1999 Edge of Forever
2003 Vicious Cycle
Live albums
1976 One More from the Road
1988 Southern By The Grace Of God
2004 Lynyrd Skynyrd Lyve: The Vicious Cycle Tour
2007 Lyve from Steel Town
Compilations
1978 Skynyrd's First And... Last
1979 Gold & Platinum
1982 The Best of the Rest
1987 Legend
1989 Skynyrd's Innyrds
1991 Lynyrd Skynyrd
1994 Endangered Species
1997 Old Time Greats
1997 What's Your Name
1997 Boxed Set
1998 The Essential Lynyrd Skynyrd
1998 Skynyrd's First: The Complete Muscle Shoals Album
1999 A Retrospective
1999 20th Century Masters: The Millennium Collection: The Best of Lynyrd Skynyrd
1999 Solo Flytes
2000 All Time Greatest Hits
2000 Then and Now
2003 'Thyrty: The 30th Anniversary Collection
2005 Then And Now, Vol. 2
2005 Greatest Hits
2008 Greatest Hits
Mike Bloomfield Discography [Artist LMN]
Mike(Michael) Bloomfield
マイク・ブルームフィールド(本名:Michael Bernard Bloomfield,1943年7月28日 - 1981年2月15日)はアメリカのギタリスト・歌手。1960年代のブルースロックを代表するギタリストの一人で、白人ブルース・ギタリストの先駆け的存在。ローリング・ストーン誌(03年8月号)のカバーストーリー、「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において22位。エレキ・ギターはフェンダーのテレキャスターとギブソンのレスポールを使用、アコースティック・ギターも弾いていた。
1943年7月28日、イリノイ州シカゴのノース・サイドのユダヤ系の家に生まれる。少年期をサウス・サイドでシカゴ・ブルース・シーンで過ごす。比較的裕福な家庭に育ったマイクとブルースとの出会いは、偶然見つけたブルース専門のライジオ局で、BBキングやマジック・サム、マディ・ウォーターズ、ハウリン・ウルフなどを知り、ブルースに夢中になっていく。偉大なブルースマンが同じ街シカゴに住んでいると知ってからは、地下鉄に乗りライヴを観に行くようになる。マイクが16歳の頃である。
白人の客はマイク一人。黒人に囲まれながらマイクは自ら進んでステージに上がっていったという。ラジオで出会ったような錚々たるブルースマンとセッションを重ね、腕を磨いていった。
64年、シカゴでのマイクの評判を聞きつけたコロムビア・レコードのプロデューサー、ジョン・ハモンドはシカゴへと出向き、マイクと契約を交わした。シカゴの地元ミュージシャンとニューヨークでアルバムをレコーディングするが、この吹き込みがお蔵入りになってしまう。斬新過ぎた音楽性がお蔵入りの一番の理由とされている。その時の録音の一部は、アルバム「Don't Say That I Ain't Your Man: Essential Blues 1964-1969」(94)に収録されている。
Don't Say That I Ain't Your Man: Essential Blues 1964-1969
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Sbme Special MKTS.
- 発売日: 2008/02/01
- メディア: CD
マイクはニューヨークからシカゴへと戻ると、白人ハープ奏者のポール・バタフィールドから声がかかり、ポールバタフィールド・ブルース・バンドに加入、リード・ギターを担当。65年、1stアルバム「Paul Butterfield Blues Band」をエレクトラ・レコードからリリースする。エレクトリック・スタイルのブルースはシカゴのブルース・シーン自体にも影響を与え、多くのブルースマンがエレクトリック・ギターを手にするようになる。
The Paul Butterfield Blues Band
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Wea Germany
- 発売日: 1988/07/14
- メディア: CD
65年7月、ニューポート・フォーク・フェスティヴァルにおいてボブ・ディランのバック・バンドとしてバタフィールド・ブルース・バンドのメンバーとともに参加、フォーク・ロックの確立にも大きく貢献した。またディランが同時期に制作していた歴史的名盤「Highway 61 Revisited (追憶のハイウェイ 61)」のレコーディングにもリード・ギタリストとして参加、アメリカ屈指のギタリストとしての評価を得る。後にコンビを組む事になるアル・クーパーとの出会いもこの時だった。
66年、バタフィールド・ブルース・バンドは2ndアルバム「East-West」をリリース。LSDによる覚醒を元にジョン・コルトレーンの様にジャズやインド音楽などの影響を取り入れた新境地を開拓し、彼らの最高傑作とされることが多い。
67年、バタフィールド・ブルース・バンドを脱退し、シカゴ時代の盟友、バリー・ゴールドバーグ(org)、ニック・グレイヴナイツ(vo)、ハーヴェイ・ブルックス(b)、そしてサンフランシスコで活躍していたバディ・マイルス(ds)らとともにエレクトリック・フラッグ(The Electric Flag)を結成する。このバンドはアメリカン・ミュージック・バンドという別名を持ち、ブラスを導入するなどブルースだけにこだわらない幅広い音楽性を披露した。特にマイクがソロをとる"Killing Floor"はアレンジも含め名演の極みである。しかし様々な理由から、1stアルバム「A Long Time Comin」を録音後、グループを脱退する。
68年、CBSのディレクターでもあったアル・クーパーからジャムセッション・アルバム制作の話を持ちかけられて、クーパー及びスティーヴン・スティルスと共に「Super Session」を録音。
68年9月、クーパーらとサンフランシスコのフィルモア・オーディトリウムで行ったライヴを収録した「The Live Adventure Of Mike Bloomfield And Al Kooper (フィルモアの奇蹟)」を発表する。これらのアルバムによってセッション・ブームを巻き起こした。
68年12月、フィルモア・イーストで行われたライヴ録音「Fillmore East: The Lost Concert Tapes 12-13-68 (フィルモア・イーストの奇蹟)」。当時無名だったジョニー・ウィンターが参加している。
同時期にモビー・グレイプのアルバム「Grape Jam」(68)にもセッション参加している。
69年、フィルモア・ウエストで録音をした「Live At Bill Graham's Fillmore West (永遠のフィルモア・ウェスト)」をリリース。「フィルモアの奇蹟」の続編的イベントで、会場は前回同様で69年内に閉鎖が決まったフィルモア・ウェスト。集ったミュージシャンは、マーク・ナフタリン、ニック・グレイブナイツ、特別ゲストにタジ・マハールとジェシ・デイヴィスが参加。これにホーン・セクションが加わり、マイクの絶頂期の演奏が楽しめる。
「永遠のフィルモア・ウエスト」の未発表音源集「My Labors & More (マイ・レイバー)」もニック・グレイヴナイツ名義でリリースされている。
69年、「永遠のフィルモア・ウェスト」の後に1stソロ・アルバム「It's Not Killin' Me (マイケル・ブルームフィールドの冒険」をスタジオ制作。フィルモア・ライヴの時とほぼ同じで、ニック・グレイヴナイツ、マーク・ナフタリン、ジョン・カーンなどがレコーディングに参加した。
70年代以降、ヘロイン中毒のため目立った活躍が少なくなるが、73年にジョン・ハモンド・ジュニアやDr.ジョンとの「Triumvirate (三頭政治)」をリリース。
73年、コロムビア時代最後のアルバム「Try It Before You Buy It」をリリース。
76年、カーマイン・アピス(ds)をはじめ、レイ・ケネディー(vo)、リック・グレッチ(b)、バリー・ゴールドバーグ(key)というメンバーで結成されたスーパー・グループ"KGB"に参加。1stアルバム「KGB」をリリース。
76年12月から77年5月にかけてサンフランシスコのナイトクラブに出演した際のライヴ録音「Live At The Old Waldorf」。リラックスした雰囲気の中、マイクの伝説的なブルース・ギターの真髄がたっぷりと味わえる。
また、インディペンデントのレーベルに録音を残すなどしている。
If You Love These Blues,Play'em As You Please (1976)
If You Love Those Blues, Play 'Em As You Please
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Kicking Mule
- 発売日: 2004/10/26
- メディア: CD
I'm With You Always (1977)
Analine(77) / Michael Bloomfield (77)
Count Talent & the Originals (1978)
Between a Hard Place and the Ground(80)
Cruisin' for a Bruisin (81)
Between a Hard Place and the Ground/Cruisin' for a Bruisin
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Takoma
- 発売日: 2008/05/06
- メディア: CD
Living In The Fast Lane (1981)
Red Hot & Blue (1981)
Junko Partner (1982)
音楽研究家の仕事もする傍ら地道にライヴ活動を続けていたマイクだが、70年代も終わりに差し掛かる頃、またもドラッグに手を染め体調は悪化していった。
1981年2月15日、サンフランシスコの駐車場の車の中で意識不明の状態で発見される。ヘロインの過剰摂取による死亡と考えられる。享年37歳。
その他の編集、ベスト盤など
Blues Gospel & Ragtime Guitar Instrumentals (1993)
Blues Gospel & Ragtime Guitar Instrumentals
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Shanachie
- 発売日: 1993/11/19
- メディア: CD
Gospel Truth (1996)
Best of Michael Bloomfield (1997)
Bloomfield Blues (2000)
In Memory of Michael Bloomfield (2002)
In Memory of Michael Bloomfield
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Blue Rock'it
- 発売日: 2002/10/15
- メディア: CD
Prescription for the Blues (2005)
Celebrating the Blues (2006)
Retrospective (ヘイ! ブルームフィールド!) (2008)
The Paul Butterfield Blues Band (1963 - 1966)
The Paul Butterfield Blues Band (1965)
East-West (1966)
Bob Dylan
Highway 61 Revisited (1965)
Moby Grape
Grape Jam (1968)
The Electric Flag (1967 - 1968)
A Long Time Comin' (1968)
KGB (1975 -)
KGB (1976)
Albums
Super Session (1968) (with Al Kooper and Stephen Stills)
It's Not Killing Me (1969)
The Live Adventures of Mike Bloomfield and Al Kooper (1969) (with Al Kooper)
Triumvirate (1973)
Try It Before You Buy It (1973)
Mill Valley Session (1976)
The Root of Blues (1976)
If You Love These Blues, Play 'Em As You Please (1977)
Analine (1977)
Count Talent and the Originals (1977)
Michael Bloomfield (1977)
Between a Hard Place and the Ground (1980)
Cruisin' for a Bruisin' (1981)
Living in the Fast Lane (1981)
Red Hot & Blue (1981)
Bloomfield (1983)
American Hero (1984)
Blues, Gospel and Ragtime Guitar Instrumentals (1993)
The Gospel of Blues (1994)
Gospel Truth (1996)
Live At the Old Waldorf (1998)
Bloomfield Blues (2000)
Compilations
The Best of Michael Bloomfield (1978)
Don't Say That I Ain't Your Man!': Essential Blues, 1964-1969 (1994)
Retrospective (2008)
Neil Young Discography [Artist LMN]
Neil Young
ニール・ヤング(1945年11月12日 - )は、カナダ・トロント出身のシンガーソングライター、ギタリスト。Buffalo Springfield や Crosby, Stills, Nash & Young のメンバーとしても活躍。1969年にソロデビューし、1995年にはロックの殿堂入りを果たした。
いわゆる「ウッドストック」世代の1人として、アメリカ国内の保守化や右傾化に対して「異議申し立て」の姿勢を貫いている。1990年の湾岸戦争の際には、コンサート会場でボブ・ディランの「風に吹かれて」を歌い、また2001年の「9月11日事件」直後には、放送が自粛されていたジョン・レノンの「イマジン」をあえて歌った。イラク戦争後は、ブッシュ政権打倒の姿勢を鮮明にしていた。同世代のミュージシャンから後進の若いミュージシャンたちまで交友範囲が広い。
ニール・ヤングは1945年11月12日、カナダのオンタリオ州トロントで生まれた。父親は有名なスポーツ記者だったが、 ヤングが14歳のときに両親は離婚。母方に引きとられ、ウィニペグに移った彼は、ハイスクールに入るやNeil Young & Squires などのバンドで活躍をはじめる。やがてトロントに戻った彼は、フォーク・クラブで歌っていたが、その頃にスティーヴン・スティルス、リッチー・フーレイ、ジョニ・ミッチェルなどと知り合う。
1966年、ヤングは、リック・ジェームス率いるThe Mynah Birdsに加入し、モータウンで何曲かを吹き込むが、陽の目を見なかった。そしてジェームスが徴兵拒否で逮捕されたのがきっかけで、バンドは解散してしまう。このバンドで一緒になったブルース・パーマーと彼は、ロサンゼルスのスティーヴン・スティルスとリッチー・フューレイのもとを訪ね、Buffalo Springfieldを結成する。米ルーツ音楽をモダンな感覚でとらえた音楽性を持ち、3枚のオリジナル・アルバムをリリース、バンドとして後世に評価されるが、マネージメントの不備やスティルスとヤングの対立がもとで1968年に解散する。
68年5月、バッファローの解散後、彼はジョニ・ミッチェルのマネジャーだったエリオット・ロバーツと契約。69年1月、リプリーズからジャック・ニッチェがプロデュースした初のソロ・アルバム「Neil Young」をリリースする。
デビュー作をレコーディング中に知り合ったラルフ・モリーナ(ds)、ビリー・タルボット(b)、ダニー・ウィットン(g)から成るThe Rocketsに、彼はCrazy Horseの名を与え、彼らをバックに、わずか2週間でアルバム「Everybody Knows This Is Nowhere」をレコーディング。ここから"Cinnamon Girl"がヒットするが、ヤング独特のアグレッシヴなギターをフーチャーした"Down by the River"、"Cowgirl in the Sand"も代表作に数えられる。
Everybody Knows This Is Nowhere
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: WEA
- 発売日: 1994/11/16
- メディア: CD
1969年、ソロ活動に加え、クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング(CSN&Y)としての活動も並行して行われている。
1970年、3rdアルバム「After The Gold Rush」にはクレイジー・ホースをはじめ、スティーヴン・スティルス、ニルス・ロフグレンなどが参加。保守的な南部を非難した"Southern Man"(のちレーナード・スキナードが「スイート・ホーム・アラバマ」で反論)、"Tell Me Why"、"Birds"など佳曲が揃い、全米最高位8位を記録する。
CSN&Yとしての活動が停止された72年に発表を予定していたライヴをブートレグが出廻ったため取りやめ、ナッシュビルでレコーディングした4thアルバム「Harvest」(72)をリリース。シングル"Heart of Gold (孤独の旅路)"ともども全米No1を記録。CS&N、ジェームス・テイラー、リンダ・ロンシュタットなどが参加。全体のトーンは土臭く、シンガー・ソングライター・ブームの中でも傑出した作品として高く評価された。
72年末、バッファロー、CSN&Y時代の未発表テイクも収めたドキュメント映画「過去への旅路」のサントラ盤「Journey Through the Past (過去への旅路)」をリリース。
73年にはジャック・ニッチェ(key)、ベン・キース(steel)、ティム・ドラモンド(b)、ジョン・バルバータ(ds)から成るThe Stray Gatorsをバックにした全曲未発表曲からなるライヴ・アルバム「Time Fades Away (時は過ぎ去りて)」をリリース。
CSN&Yの再結成ツアーのあった74年には、The Bandのリヴォン・ヘルム、リック・ダンコなどの参加した「On The Beach (渚にて)」をリリース。"See The Sky About To Rain"はバーズの再編アルバムのために書き下ろした曲。
75年3月、サンフランシスコで行われたチャリティ・コンサート、SNACKコンサートに、ボブ・ディラン、ザ・バンドなどと共演した彼は、作品の中でも最も暗いトーンを持ったアルバム「Tonight's The Night (今宵その夜)」をリリース。この作品は、すでに73年に完成していたもので、1曲を除いてクレイジー・ホースがバックを担当しているが、ドラッグ中毒で他界した同バンドのダニー・ウィットンと、CSN&Yのローディ、ブルース・ベイリーに捧げられている。
同75年、ラテン・アメリカのアズテカ文明からタイトルをとったアルバム「ZUMA」をリリース。代表曲"Cortez the Killer"は、スペインで放送禁止になった。
そして、同75年7月のスティルスのステージへのジョイントがきっかけになってツアー後、スティルスと、彼のバンドを中心にしたメンバーと、マイアミでレコーディング。The Stills-Young Bandとしてアルバム「Long May You Run (太陽への旅路)」(76)をリリース。3か月にわたるアメリカ・ツアーを予定していたが、ヤングの喉の故障を原因に、わずか2週間で中止された。
76年11月、The Bandの「ラスト・ワルツ」に出演。77年には日本公演で好評だった曲"Like a Hurricane" を含むアルバム「American Stars N' Bars」をリリース。A面が新録音で、B面が過去の録音からとられたものといわれる。
そして、この「American Stars N' Bars」に先だってリリースされた、バッファロー、CSN&Y時代の作品、リンダ・ロンシュタットのために書いた「バラのいたずら」など5曲の未発表曲を」含むベスト3枚組「Decade (輝ける10年)」(77)をリリース。
久し振りのベスト10(全米最高位7位)を果たしたのが、アルバム「Comes A Time」(78)だった。クレイジー・ホースをはじめ、ストリングスを含め40人がクレジットされているが、多くの曲はフォーク・タッチのアコスティックのもの。注目されたのは、イアン&シルヴィアの「風は激しく」をカヴァーしたことで、彼のカナダ人としての自覚を感じさせたものだった。またニコレット・ラースンををフーチャーしているのも大きな特徴で、彼女はここにも収められている「溢れる愛」でデビュー、全米最高位8位という好成績を残した。
78年秋、クレイジー・ホースと「ラスト・ネヴァー・スリーブス・ツアー」と名付けたツアーを行い、多くの新曲を披露したが、それらを収めたアルバム「Rust Never Sleeps」(79)をリリース。当時アメリカのニュー・ウェイヴ・バンド、ディーヴォと交流を深めていたことも相まって、彼のパンク、ニュー・ウェイヴへの傾倒ぶりがセンセーショナルに取り上げられた。
79年11月にリリースされた前述のツアーの模様を収めた「Live Rust」は、ドキュメント映画「ラスト・ネヴァー・スリーブス」のサントラ盤として高い評価を受けた。
80年には再びアコースティックを中心としたメッセージ色の強いアルバム「Hawk & Doves (タカ派とハト派)」をリリース。レヴォン・ヘルムなどが参加している。
また、この頃、ディーン・ストックウェル、ラス・タンブリン、ディーヴォなどと共演の映画「Human Highway」を製作している。
81年、アルバム「Reactor」をリリースした彼は、82年ヨーロッパ・ツアーを行なう。
82年、ゲフィン・レーベルに移籍し、その一弾アルバム「Trans」をリリース。ノーマルな曲は3曲だけで、残りの曲はコンピューターやエレクトロニクスなどを導入し、ファンを困惑させた。
83年、またも意表をついて、ロカビリー的な色彩の強いアルバム「Everybody's Rockin」を、Neil & Shocking Pinks名義でリリース。プレスリーやジミー・リードなどのカヴァー曲が聴ける。
前述アルバムのレコーディングに先だって吹き込まれた数曲をもとに、カントリー界の大御所ウィリー・ネルソン、ウェイロン・ジェニングスなどを迎えてのナッシュビル録音「Old Ways」をリリースした85年には、3月のシドニー公演でのブルース・スプリングスティーン、ニルス・ロブグレンとの共演、ライヴ・エイドでのCSN&Yの復活、ファーム・エイドへの出演など目ざましい活動が見られた。
86年、ダニー・コーチマー、スティーヴ・ジョーダンと共に、よりベーシックなロックを聴かせる「Landing On Water」をリリース。身体障害児のためのブリッジ・コンサートをサンフランシスコで主催。スプリングスティーン、ロブグレン、CS&N、トム・ペティ、ドン・ヘンリーなどが参加した。
87年、久々にクレイジー・ホースとの共演盤「Life」をリリースするが、これを最後にゲフィンからリプリーズ・レーベルに復帰。
88年、6人のホーン・セクションを含む9人組のブルー・ノーツを従え、ブルース色の強い「This Note's For You」をリリース。マイケル・ジャクソンやホイットニー・ヒューストンのペプシのCMを皮肉ったタイトル曲のビデオはMTVで放送禁止になった。
2~5月に彼の家、ブロークン・アロウ・ランチでレコーディングされたCSN&Yの18年ぶりのアルバム「American Dream」がリリースされ、大きな話題を呼んだ。
89年4月、2度目の来日を果たし、その直後に天安門事件にインスパイアされたアルバム「Freedom」をリリース。
90年、「Ragged Glory (傷だらけの栄光)」
91年、「Weld (ウェルド:ライブ・イン・ザ・フリー・ワールド)」をリリース。前作「Ragged Glory (傷だらけの栄光)」発表に伴い、1991年1月から開始されたツアーの模様を収めた2枚組ライヴ盤。全面エレクトリック攻撃で攻めるニール・ヤング&クレイジー・ホースの演奏が凄い。ツアーの前座を務めたソニック・ユースやサウンド・ガーデン、ダイナソーJRらオルタナ勢に一歩も引かない迫力を聴かせてくれる。
92年、「Harvest Moon」をリリース。「Harvest」(72)の続編的アコースティック・アルバム。”グランジの父”として若手からリスペクトを受けるなど、唯一無二の存在感を示していたニール・ヤングが、突如発表したアコースティック作品ということで、大きな話題を呼んだ。
93年、「Unplugged (MTVアンプラグド)」
94年、「Sleeps With Angels」
95年、「Mirror Ball」をリリース。ニルヴァーナなき後のアメリカ・オルタナを代表するパール・ジャムとの競演が実現。プロデュースはパール・ジャムのプロデューサー、ブレンダン・オブライエン。エディ・ヴェイダーが書いたという"Peace and Love"は見逃せない一曲。
96年、「Broken Arrow」をリリース。ジム・ジャームッシュ監督映画『デッド・マン』のサントラを挟み、前作「Mirror Ball」から1年ぶりのアルバムで、クレイジー・ホースとの共演、一部ライヴ録音を含めて全曲がほぼ一発録りというもの。そのサウンドは90年代半ばから続いたラウドな作風「Sleeps With Angels」、パール・ジャムとの「Mirror Ball」以上のヘヴィさを誇る。
97年、「Year Of The Horse」
99年、CSN&Yとしての久しぶりの作品「Looking Forward」発表
00年、「Silver & Gold」
00年、「Road Rock, Vol. 1: Friends & Relatives」のリリース。そして実に12年ぶりの来日公演となったフジ・ロック・フェスティヴァルへの参加。
Road Rock, Vol. 1: Friends & Relatives
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: WEA
- 発売日: 2000/12/04
- メディア: CD
02年、「Are You Passionate?」をリリース。ブッカー・T&ザ・MG'sやクレイジー・ホースをゲストに迎え、「After The Gold Rush」や「Harvest」のような哀愁アコースティック路線でも「Weld」のような爆音フィードバック・ノイズ路線でもなく、カッチリとしたリズム隊をバックに、哀愁味のあるエレキを弾き、温かくも切なくヤングが歌う。
03年、「Greendale」をリリース。グリーンデイルという小さな町をテーマしたコンセプト・アルバム。
04年、「Greatest Hits」リリース。77年発表の「Decade」以来となるニール・ヤングのベスト・アルバム。彼の35年にも及ぶキャリア集大成的な1枚。中心となるのはやはり60~70年代の楽曲。映画『華氏911』のサントラにも収録され同映画のエンドロールでも流れる曲"Rockin' in the Free World"も収録されている。
05年、「Prairie Wind」をリリース。72年の「Harvest」、1992年の「Harvest Moon」に続く3部作の最終章。レコーディングはナッシュビルで行なわれ、エミルー・ハリス、スプーナー・オールドハム、リック・ローザス、そしてメンフィス・ホーンズのメンバーなど、ニールの信頼するアーティスト達とのコラボレーションで制作された。
06年、「Living With War」をリリース。僅か2週間ほどでレコーディングが完了されたというニール・ヤングの反戦、反ブッシュ・アルバム。痛烈な大統領批判のメッセージが込められた"Let's Impeach the President"ほか。レコーディングにはチャド・クロムウェル(ds)、リック・ロサース(b)、トミープレイ(tp)、そして100人にも及ぶ聖歌隊とともに行われた。
06年、「Live at the Fillmore East」をリリース。1970年フィルモア・イーストでクレイジー・ホースと共に行ったライヴが収録されている。ロング・ヴァージョンの"Down By The River"や16分にも及ぶ"Cowgirl In The Sand"など、ライヴならではの醍醐味を味わうことができる。
07年、「Chrome Dreams Ⅱ」をリリース。1977年に制作されたものの、その仕上がりに満足がいかず未発表に終わった幻のアルバム「Chrome Dreams」の名を引き継いだ「Chrome Dreams II」は、Crazy HorseのRalph MolやBen Keith、Rick Rosasら、お馴染みのメンバーを迎え、米カリフォルニアのバーバンクにてレコーディングが行われた。
プロデュースはNeil Young自身とNiko Bolasが担当。作品は新曲7曲と、1977年当時に書かれた3曲から構成されており、殆ど演奏されたことがない幻の傑作"Ordinary People"が収録されている。
07年、「Live at Massey Hall 1971」リリース。「Live At The Fillmore East」に続くNeil Young のアーカイヴ・リリースの第2弾。1971年1月19日、カナダ・トロントにあるMassey Hallでのソロ・アコースティック・ライヴの模様を収録した未発表音源。アルバム「After The Gold Rush」(70)と「Harvest」(72)のリリースの間に行われたライヴであり、「Harvest」に収録される"Old Man"、"The Needle and the Damage Done"、"Heart of Gold"といった楽曲を披露している。
08年、「Sugar Mountain: Live at Canterbury House 1968」リリース。「Live At The Fillmore East」、「Live At Massey Hall」に続くNeil Youngの「ライヴ・アーカイヴ・シリーズ」の第3弾。1968年11月9、10日、ミシガン州アナーバーのライヴ・ハウス、カンタベリ・ハウスで行われたライヴ音源。ソロ・デビュー・アルバムのリリース直前ということで、その「Neil Young」(69)からの楽曲を中心に、"Expecting To Fly"、"Mr Soul"といったBuffalo Springfield時代のナンバー等も披露。
Sugar Mountain: Live at Canterbury House 1968
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Reprise
- 発売日: 2008/12/02
- メディア: CD
Buffalo Springfield
1966 Buffalo Springfield
1967 Buffalo Springfield Again
1968 Last Time Around
1969 The Best of … Retrospective
1973 Buffalo Springfield (Collection)
2001 Buffalo Springfield (box set)
Crosby, Stills, Nash & Young
1970 Déjà Vu
1971 Four Way Street
1974 So Far
1988 American Dream
1999 Looking Forward
2008 Déjà Vu Live
The Stills-Young Band
1976 Long May You Run with Stephen Stills and the Stills-Young Band
Solo albums
1968 Neil Young
1969 Everybody Knows This Is Nowhere with Crazy Horse
1970 After the Gold Rush
1972 Harvest
1973 Time Fades Away
1974 On the Beach
1975 Tonight's the Night
1975 Zuma with Crazy Horse
1977 American Stars 'N Bars
1978 Comes a Time
1979 Rust Never Sleeps live with Crazy Horse
1980 Hawks & Doves
1981 Re-ac-tor with Crazy Horse
1982 Trans
1983 Everybody's Rockin' with the Shocking Pinks
1985 Old Ways
1986 Landing on Water
1987 Life with Crazy Horse
1988 This Note's for You with the Bluenotes
1989 Eldorado with the Restless
1989 Freedom
1990 Ragged Glory with Crazy Horse
1992 Harvest Moon
1994 Sleeps with Angels with Crazy Horse
1995 Mirror Ball with Pearl Jam
1996 Broken Arrow with Crazy Horse
2000 Silver & Gold
2002 Are You Passionate? with Booker T. & the M.G.'s
2003 Greendale with Crazy Horse
2005 Prairie Wind
2006 Living with War
2006 Living with War: In the Beginning
2007 Chrome Dreams II
Soundtracks
1972 Journey Through the Past
1980 Where the Buffalo Roam
1994 Philadelphia
1996 Dead Man
Live albums
1979 Live Rust with Crazy Horse
1991 Weld with Crazy Horse
1991 Arc with Crazy Horse
1993 Unplugged February 7, 1993
1997 Year of the Horse with Crazy Horse
2000 Road Rock Vol. 1 with friends
Compilations
1977 Decade 1966–1976
1993 Lucky Thirteen 1981–1988
2004 Greatest Hits 1969–1992
Led Zeppelin Discography [Artist LMN]
Led Zeppelin
レッド・ツェッペリン(1968-1980)はイギリスのロックバンド。人気・実力共に1970年代を代表する世界的なロックバンドである。日本においてもデビュー後すぐにスーパースターとなり、1971年の初来日公演は日本の音楽史上に残る伝説となった。
1960年代中頃、イギリスの若いミュージシャンの間では、本国アメリカでは忘れられていたブルーズがブームとなっていたが、それをさらにドラマティックにした彼らは後の世代にハードロックと言われる音楽を世界中に知らしめた。また彼らの楽曲にはアコースティックナンバーも多く、ブリティッシュ・トラッド、フォークから中近東音楽に渡る幅広い音楽性を持ち、1960年代のビートルズとはまた違った方法論でロックの限界を押し広げた。
レッド・ツェッペリンは1968年、元ヤードバーズのジミー・ペイジ(g)を中心にロバート・プラント(vo)、ジョン・ポール・ジョーンズ(b)、ジョン・ボーナム(ds)というメンバーで結成。
イギリスの音楽業界でミュージシャンとして名の通っていたのは、ヤードバーズに在籍し、他ミュージシャンのセッションにも参加していたジミー・ペイジだけで、同じセッション・マンとして活躍していたジョン・ポール・ジョーンズにしてもバンドでのステージ・パフォーマンスなどは未知数、ロバート・プラントや彼のかつてのバンドに在籍したつてで参加したジョン・ボーナムにいたっては無名のミュージシャンに過ぎなかった。
最初はバンド名をThe New Yardbirds (ニュー・ヤードバーズ)を名乗っていたが、同年9月に行われたスカンジナビア・ツアーのときに、Led Zeppelin (レッド・ツェッペリン)と改めた。
その後、アトランティックと契約した彼らは、69年にデビュー・アルバム「Led Zeppelin」をリリース。ブルースの流れをくむジミー・ペイジのギター・プレイと、それまでのハード・ロック・ヴォーカリストにはみられなかったロバート・プラントの高音を張り上げるようにして歌う絶叫型のヴォーカルが印象的な彼らのサウンドは、ハード・ロック・ファンに衝撃を与え、話題となった。アルバムは全米チャートで最高10位を記録した。
デビュー作で名声を得た彼らは、69年10月に早くも2ndアルバム「Led Zeppelin II」を発表。前作以上にヘヴィなそのアルバムは、シングル"Whole Lotta Love (胸いっぱいの愛を)"のヒットにも支えられながら、ついにビートルズの「Abbey Road」を押し退けて全英チャートの首位に7週間も君臨、全米では300万枚以上のセールスを記録した。
世界中にその名を知られるようになった彼らだが、70年に発表された「Led Zeppelin III」を契機に音楽性に変化をみせはじめる。ハードロックというスタイルに凝り固まることなく、ブルースはもちろん、トラディショナル・フォーク、レゲエ、ファンク、中近東サウンドなど、幅広い音楽ジャンルのエッセンスを取り入れていく。
71年、4thアルバム「Led Zeppelin IV」では、ヘヴィ色を強く打ち出しながらもブルースやフォーク調の曲も収録。チャート最高位こそ全米2位、全英では11位だったものの、全米チャートに合計234週間ランクインし続けるという大ロングセラー作となった。収録された"Stairway to Heaven (天国への階段)"は、彼らの全ての要素が入った曲として、また音楽に対するポジティヴな意味での信仰などが歌われた名曲として1970年代を代表するロック・クラシックとして未だ人気が高く、アルバムとして名盤と呼ばれる作品となった。
73年、5thアルバム「Houses of the Holy (聖なる館)](英米1位)を発表。メロトロンを導入したり、エフェクト処理やダビングに凝ることによって、かなり実験的な作品に仕上がっており、発売された当時は「ツェッペリンは変わった」と言われた。が、結果的にレッド・ツェッペリンのアルバム中、前作に次いで2位の売り上げ枚数を記録したヒット作となった。
この後、レッド・ツェッペリンは自分達のレーベル“スワン・ソング”を設立。そこから2枚組スタジオ・アルバム「Physical Graffiti」(75)をリリース。アメリカのウェスト・コースト風のサウンドやスワンプ・ロックの要素たっぷりのナンバーを収録。彼らの音楽性の豊かさにファンは驚かされた。音楽的に変化をみせた彼らだったが、人気は落ちることがなかった。
76年、7thアルバム「Presence」リリース。全英、全米チャートでともに1位に輝いたし、73年のニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデンでのライヴを収録したアルバム「The Song Remains the Same (永遠の詩)」(76)もチャートのトップ40以内に12週もランク・インした。
77年に入って彼らは12回目の大規模なアメリカン・ツアーを開始した。ところが7月にロバート・プラントの息子のカラックが原因不明の病気で亡くなり、ツアーは途中でキャンセルになってしまった。その後、プラントは精神的ダメージのため約1年ほどバンドの活動から離れていたが、78年12月になってそのショックから立ち直り、バンドは新作のレコーディングを始めた。それは「In Through the Out Door」というタイトルが付けられ、79年にリリースされた。ヘヴィなナンバーあり、サンバ風のナンバーありと、彼らの音楽的な幅の広さをみせつけるかのような作品で、アルバムは英米のチャートで1位を獲得した。
彼らはまたツアーを開始するが、79年9月25日、バンドに突然の悲劇が訪れる。ワイルドでラウドなドラマーとして知られていたジョン・ボーナムが、急性アルコール中毒で亡くなってしまう。これにはバンドはもちろん、ファンや関係者も大きなショックを受けた。また、逆に後任ドラマーを迎えて活動を再開して欲しいというファンの声もあったが、80年12月4日、「ジョン・ボーナムを失った今、レッド・ツェッペリンとして活動を続けていくことは不可能」というメンバーから正式に発表され、彼らは12年間の活動にピリオドを打った。
82年になって、それまでの未発表曲や未発表テイクを集めたアルバム「Coda (最終楽章)」をリリース。レッド・ツェッペリンというバンド名のもとで発表され、大きな話題となり、再結成か?という噂も流れた。しかし、そんな噂を横目に3人のメンバーは個々の活動を始める・・・。
デフィニティヴ・ボックスセット (2008)
デフィニティヴ・ボックスセット<SHM−CD>(紙ジャケットボックスセット)
- アーティスト: レッド・ツェッペリン
- 出版社/メーカー: Warner Music Japan =music=
- 発売日: 2008/09/10
- メディア: CD
4 Compact Disc Set - Re-Formatted Boxset (1992)
4 Compact Disc Set - Re-Formatted Boxset
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Warner Spec. Mkt. UK
- 発売日: 2001/12/17
- メディア: CD
BBC Sessions (1997)
How the West Was Won (2003)
Mothership (2007)
Studio albums
1969 Led Zeppelin
1969 Led Zeppelin II
1970 Led Zeppelin III
1971 Led Zeppelin IV
1973 Houses of the Holy
1975 Physical Graffiti
1976 Presence
1979 In Through the Out Door
1982 Coda
Filmography
1976 The Song Remains the Same
2003 Led Zeppelin (DVD)
2007 Mothership (DVD)
Little Feat Discography [Artist LMN]
Little Feat
リトル・フィート (Little Feat)は、1969年に結成されたアメリカのロック・バンド。ニューオーリンズR&B、ブルース、カントリー、ジャズなど、アメリカン・ルーツ・ミュージックの影響を色濃く押し出しているサウンドが特長。解散、再結成を経て、結成以来40年近く経った現在も活動を続けている息の長いバンド。
1969年、フランク・ザッパのマザーズ・オブ・インヴェンションのメンバーだったローウェル・ジョージ(sl-g,vo)、ロイ・エストラーダ(b)を中心にロサンゼルスで結成。バンド名はマザーズのドラマー、ジミー・カール・ブラックがロウエルの足にインスピレーションを受けて、リトル・フィートと名づけた。
ロウエルのデモ・テープに興味を示したワーナー・ブラザーズはリトル・フィートと契約。彼らは1971年、ラス・タイトルマンのプロデュースにより、1stアルバム「Little Feat」でデビュー。後に出世作となる “Willin'”はここではライ・クーダー、スニーキー・ピートをフィーチャーしたヴァージョンが収録されている。
Little Feat (1971)
“Willin'”の別ヴァージョンが収められるのが1972年発表の2ndアルバム「Sailin' Shoes」。今でこそ代表作に挙げられるこのアルバム、しかし当時はそれほどのセールスを上げることはなかった。
Sailin' Shoes (1972)
ロイ脱退後、リトル・フィートはデラニー&ボニーのバンドに居たケニー・グラッドニー(b)、サム・クレイトン(per)、ポール・バレル(g)の3人を加え、その強力な布陣で名作「Dixie Chicken」を レコーディング。ロウエル自身がプロデュースしたこの作品は、ニュー・オリンズR&B~アラン・トゥーサンのサウンドに多くの影響を受け、現在ではロック名盤に欠かせない代表作。
Dixie Chicken (1973)
再編されたリトル・フィートは4作目「Feats Don't Fail Me Now」を1974年に発表。これが初めてのチャート・インを果たす(全米最高位36位)。この後のリリースを並べると、1975年にビル、ポールの楽曲も増えた「The Last Record Album」、ロウエルが肝臓障害で十分な活動が出来ない中、1977年に発表された「Time Loves A Hero」、そして1978年に発表され、彼らにとって唯一のゴールド・ディスクとなった最大のヒット作 「Waiting For Columbus」(1977年ロンドンでのコンサートを収録した2枚組)と続く。
1974年の「Feats Don't Fail Me Now」では、ポール・バレアの歌う"Skin It Back"など、よりファンキーな路線を推し進めた。これらのアルバムは、好評を博すとともに商業的にも成功を収めた。
Feats Don't Fail Me Now (1974)
1975年 の「The Last Record Album」、1977年 の「Time Loves A Hero」では、ジャズ、フュージョン的な色彩も織り込んだ。これらのアルバムでは、ポール・バレア、ビル・ペインの役割が大きくなる一方で、ローウェル・ジョージは他のメンバーと音楽性の相違が大きくなり、また麻薬中毒で体調を崩しつつあったことから、その存在感が薄れて行った。
The Last Record Album (1975)
Time Loves A Hero (1977)
Waiting For Columbus (1978)
ロウエルはグレイトフル・デッドのアルバムをプロデュースする一方、自らのソロ作のプロジェクトも進めていた。その作品は「 特別料理 (Thanks I'll Eat It Here) 」として1979年にリリースされた。
1979年5月、ロウエルはリトル・フィートの解散を表明。自らのバンドを率いツアーに出るが1979年6月29日、心臓発作のためヴァージニア州アーリントンで死亡する。享年34歳だった。
残されたメンバーは、ジョージが録りためていた未完成のレコーディングに追加のレコーディングを行い、アルバム「Down On The Farm」としてリリース。そして、リトル・フィートの活動に終止符を打ったのだった。
Down On The Farm (1979)
解散後約2年を経た1981年にリリースされたリトル・フィートの貴重音源を集めたコンピレーション・アルバム「Hoy-Hoy!」。M6、11、13、14、16といった未発表曲に加え、11曲がライヴ・ヴァージョンまたは別テイクで構成されている。M5にはドゥービー・ブラザーズ、16にはリンダ・ロンシュタットらが参加。
Hoy-Hoy! (1981)
未発表トラックを中心に構成された『HOY-HOY!(軌跡)』のあと、初めてリトル・フィートのベスト・アルバムが公式にリリースされたのが「As Time Goes By: The Best Of Little Feat」。
As Time Goes By: The Best Of Little Feat (1986)
As Time Goes By: Best Of Little Feat
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Warner Bros.
- 発売日: 1993/12/01
- メディア: CD
その後、残された各々メンバー達はさまざまな活動を行っていたが、1988年、残ったメンバー5人を中心にバンドを再結成する。ローウェル・ジョージの後任にはクレイグ・フラー(g,vo)が入り、過去のリトル・フィートのセッションでもプレイしていたフレッド・タケット(g,tp)も正式メンバーとなった。このメンバーで、3枚のアルバムを発表するものの、1993年にフラーがツアーを嫌って脱退する。
Let It Roll (1988)
Representing The Mambo (1990)
Shake Me Up (1991)
フラーの後任として、女性ヴォーカリストのショーン・マーフィーが加入。従来のイメージを一新した彼女の加入により、バンドのサウンドは新たな局面を迎えた。以後は、今日に至るまで同一メンバーでコンスタントにアルバムを発表、現在も活動中である。
Ain't Had Enough Fun (1995)
Live From Neon Park (1996)
Under the Radar (1998)
Chinese Work Songs (2000)
2002年には、バンドのオリジナル・レーベル、ホット・トマト・レコードを設立。
Live At The Rams Head (2002)
1972年の2作目「Sailin' Shoes」以降、彼らのオリジナル・アルバムのジャケットは、ネオン・パークのイラストで飾られ、その個性的なアートワークは、音楽以外の側面からリトル・フィートのイメージ形成に寄与した。1993年にネオン・パークが亡くなったあと初のアルバムとなった1995年の「Ain't Had Enough Fun」のライナーには、「リトル・フィートがレコードを出す限り、そのアルバム・カバーはネオン・パークのイラストで飾られるだろう」と記されている。
しかし、2003年の「Down Upon The Suwannee River」以降、ネオン・パークのものではないイラストが使われるようになった。
Down Upon The Suwannee River (2003)
Kickin' It At The Barn (2003)
Rocky Mountain Jam (2007)
2008年、スタジオ・アルバムとしては5年ぶりとなる「Join the Band」をリリース。ジミー・バフェット、ボブ・シーガー、エミルー・ハリス、サニー・ランドレスといったゲストを迎え、収録曲の約半数はリトル・フィート・ナンバーのリメイクで占められている。
Join the Band (2008)
Hotcakes & Outtakes 30 Years Of Little Feat (2000)
Hotcakes & Outtakes: 30 Years of Little Feat
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Rhino/Warner Archives
- 発売日: 2001/11/19
- メディア: CD
Raw Tomatos (2002)
Ripe Tomatos (2002)
The Best of Little Feat (2006)
Studio releases
Little Feat (1971)
Sailin' Shoes (1972)
Dixie Chicken (1973)
Feats Don't Fail Me Now (1974)
The Last Record Album (1975)
Time Loves A Hero (1977)
Down On The Farm (1979)
Let It Roll (1988)
Representing The Mambo (1990)
Shake Me Up (1991)
Ain't Had Enough Fun (1995)
Under the Radar (1998)
Chinese Work Songs (2000)
Kickin' It at the Barn (2003)
Join The Band (2008)
Live releases
Waiting for Columbus (1978)
Live From Neon Park (1996)
Extended Versions (2000)
Late Night Truck Stop (2001)
Waiting for Columbus (2002)
Live at the Rams Head (2002)
Down Upon the Suwannee River (2003)
Highwire Act Live in St. Louis 2003 (2004)
Barnstormin' Live Volume One (2005)
Barnstormin' Live Volume Two (2005)
Rocky Mountain Jam (2007)
Compilations
Hoy-Hoy! (1981)
As Time Goes By: The Very Best of Little Feat (1994)
Hotcakes & Outtakes: 30 Years Of Little Feat (2000) [boxed set]
Ripe Tomatos - Volume One (2002)
Raw Tomatos - Volume One (2002)
The Essentials (2005)
Barnstormin' Live Volumes One + Two (2006) [boxed set]
The Best of Little Feat (2006)